160話 異変4 ページ11
Aside
A「こんにちはー。鬼怒田さんいますか?」
鬼怒田「おぉ、来たか。ん?何故太刀川もいる?」
太刀川「まぁまぁいいじゃん!付き添いだよ!」
私は今日鬼怒田さんに呼ばれた。
まぁ鬼怒田さんが私のトリガーを預かってるからね、取りに来ないとランク戦も出来ないし。
鬼怒田「三輪と嵐山から報告があってな。ガロプラ侵攻の時に勝手にトリオン体が解除されたと言っていたので調べてみた。」
A「あー、そうです。勝手にとけちゃったんですよね。」
太刀川「んで、どーだったの?」
鬼怒田「むぅ…。それが不思議な事にトリガーに何の問題もなかった。」
A・太刀川「!」
トリガーじゃなければ一体…?
鬼怒田「…気をつけるんだぞ、黒崎。何か嫌な予感がする。」
A「…はい。」
太刀川「…。大丈夫だって、鬼怒田さん!Aの事は俺が絶対に守る!…絶対にだ。」
A「太刀川さん…。」
鬼怒田「ふん!隊長として当たり前だ!」
太刀川「あれ?俺今かっこいい感じだったのに〜。ま、いいや。行くか、A。」
A「はい、鬼怒田さんありがとうございました。」
スタスタ。
太刀川「身体の調子は大丈夫か?」
A「はい、大丈夫ですよ。」
太刀川「なら良かった。」
ぎゅっ。
A「!」
太刀川さんは手を握ってきた。
太刀川「お前にはいつも驚かされてるよ。」
A「へ?」
太刀川「俺の知らない所で強くなったり…傷ついたり…居なくなったり…。」
A「…。」
太刀川「俺はお前の全部を知りたい。だからこうやって…お前が離れない様に…繋ぎとめておかねぇとな。」
A「…あはは。」
太刀川「何笑ってんだよ?俺は本気だぞ?」
A「いや…嬉しいなぁって。」
そんな風に思ってくれる人がいるだけで…とても幸せな気持ちになれる。
太刀川「はは!俺も嬉しい。好きな女とこうやって一緒にいれるからな。」
ドキッ。
A「う…!何でそんなストレートに言えるんですか…。」
太刀川「へ?」
A「何でもないです!太刀川さん!ランク戦しにいきましょうよ!」
太刀川「おー。」
ガチャ。
結城「これで準備は完璧よ!」
?「うん…。じゃあ行こうか。」
結城「待ってなさい…!黒崎A!」
?「楽しみだなぁ。“今”を全て壊されたら…君はどんな表情をするのかな?」
結城「絶望で染めてやるわ…。」
?「はは…君も大概だね。」
結城「あなたに言われたくないわ…。」
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嶺真(プロフ) - ソーメンさん» 返信遅くなり申し訳ありません。コメントありがとうございます!頑張って更新したいと思いますのでこれからも応援よろしくお願いします! (2019年8月27日 18時) (レス) id: efd2ad212f (このIDを非表示/違反報告)
ソーメン - この後がすごく気になってたまらないです!今回の話が終わったら出来たらで良いのでワールドトリガーの漫画に沿って更新して頂けれたらなと思います! (2019年4月11日 15時) (レス) id: 3ab4414f7b (このIDを非表示/違反報告)
嶺真(プロフ) - ぬるぷよさん» 返信が遅くなり申し訳ありません。応援ありがとうございます!頑張って更新していきますので応援よろしくお願いします! (2019年3月21日 14時) (レス) id: efd2ad212f (このIDを非表示/違反報告)
ぬるぷよ - すごく面白いです! 続きが楽しみです!頑張ってください。 (2018年11月4日 10時) (レス) id: b378003baa (このIDを非表示/違反報告)
嶺真(プロフ) - タッチーさん» 返信遅くなりすいません。応援ありがとうございます!これからもよろしくお願いします! (2018年8月6日 16時) (レス) id: efd2ad212f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:嶺真 | 作成日時:2018年4月2日 18時