5話 ボーダー5 ページ6
Aside
出水「二宮さんに？何で？」
A「さっき米屋先輩と緑川くんと30戦ずつやった後に、ちょっと立ちくらみしちゃって。ちょーどそこに二宮先輩が居たんですよ。」
出水「なるほど。二宮さんも過保護だね〜。じゃ、着いてくるだけ来るか？」
A「ですね〜。久しぶりに出水先輩の戦いっぷりを見たいと思います。」
出水「うわ〜、これで俺負けたら恥ずかしいよな〜。」
出水「ふぅ〜、疲れた。今日はもう帰るかな。Aも帰るか？」
A「私もう少しここで対策たててから帰りますね。」
出水「おう。お疲れ、あんまり遅くまではいるなよ。」
A「はいっ、お疲れ様です。」
出水「…。(あいつは相変わらずだな。勝ち越してても、自分が負けた時の記録を見て学習してる。)」
スタスタ。
出水「恐ろしい後輩だな。俺もすぐ追い抜かれちまうかもな〜。」
太刀川side
Aが二宮と隊室に行った後、俺は散々米屋と緑川に責め立てられた。
米屋『太刀川さん、行かなくていいんですか〜？』
緑川『そうそう。二宮さんに取られちゃいますよ〜？』
太刀川「…何なんだ、あいつらは。」
こっちにだってこっちの考えってものがあるんだよ！大人は色々と複雑なの！
スタスタ。
迅「お？太刀川さんじゃん。何してんのこんな所で。」
太刀川「迅〜、俺はもうダメかもしれん。米屋と緑川にいじめられた。」
迅「はぁ？何言ってんの。つーか、いい大人が泣きついてこないでよ。」
こいつも相変わらずだな。
迅「どーせAちゃんの事で責められたんでしょ？わかり易いなぁ。」
何でわかるんだよ、こいつ。
ピクッ。
迅「おっ？…。」 ニヤッ。
太刀川「どうした？」
迅「太刀川さん、今からランク戦の広間の所に行ってみなよ。」
太刀川「ランク戦？こんな遅い時間だったらもう誰もいないだろ。」
迅「いいからいいから。絶対良いことあるよ。俺のSEがそういってる。」
太刀川「…分かったよ。じゃあな、迅。」
迅「じゃ〜ね。お疲れ様。」
スタスタ。
迅はどんな未来を見たんだ？
いいことがあるって…。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 113人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
嶺真(プロフ) - アニオタさん» コメントありがとうございます！そう言って貰えてとても光栄です。これからも拙い文章ですが頑張りますので、応援よろしくお願いします！ (2017年12月27日 20時) (
レス) id: e5afdd0956 (このIDを非表示/違反報告)
アニオタ - 今回“A級1位のあの人に恋をした”という作品に自然と涙してしまいました。とってもいい作品ですね。 私は、まだ14の学生ですが、将来小説家を目指してます。嶺真さんのことを応援しながらも、私頑張りたいと思います。 これからも応援しています。 (2017年12月24日 19時) (レス) id: 47e23c8f52 (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - 凄く気に入った作品で大好きです今後他の作品を作る予定があったらワールドトリガーの三輪か太刀川か三雲の姉か妹か幼なじみがアニメKか銀魂かリボーンとコラボかトリップか転生した作品が読んでみたいです説明が下手だったらすみませんこれからも応援します (2017年12月10日 13時) (レス) id: 9bec705c08 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：嶺真 | 作成日時：2017年11月2日 16時
