22話 欲 ページ23
Aside
私が当真先輩達に誘われて、ガヤガヤしていたら太刀川さんが来て、いきなり連れてかれた。
何かいつもと雰囲気違うし…。何処に行くんだろう？
スタスタ。
太刀川「…。」
太刀川さん、喋らないから何かこっちも話しかけづらい。
通る度に他の隊員に見られる。
それに…ずっと手握られたままだし…。
ウィーン。
あれ？ここは仮眠室？
A「あのー、太刀川さん…？」
太刀川「お前何でそんなカッコしてんの？」
A「あぁ！さっき狙撃手の訓練してきたんですよ。まぁ…無理矢理当真先輩にさせられたんですけど。」
太刀川「…早く解除しろよ。」
A「あっ！そうですね！トリガー解除。」
トリガー解除のこと、すっかり忘れてた。さっさとそれをすれば良かったんだよね。
キィィン。
太刀川「何で狙撃手なんかやったんだ？」
A「えっ？だから当真先輩に…。」
ぎゅっ。
私は太刀川さんに抱きしめられた。
A「え…っ！？」
太刀川「…ムカつく。」
！
太刀川「お前は俺の隊の…俺の…攻撃手だ。他の奴なんかについていくなよ。」
A「あ、あの…！」
今太刀川さんがどんな表情でこの言葉を言ってるのかが分からない。
どんな気持ちでこの言葉を言っているのか…。
太刀川「お前から当真の匂いがする…。」
！さっきワイワイやってたからか…。
太刀川「くそ…。ホントに……ムカつく…。」
A「あの、太刀川さん…？」 スッ。
太刀川「うわっ！ちょ、今こっち見んな！」
A「……えっ。」
太刀川「っ///」
太刀川さんは腕で顔を隠していたけれど、隙間から見える所や耳が赤かった。
A「……。」 ポカーン。
太刀川「っ、とにかく！お前は不用意に男に触らせるな！分かったか！！」
A「えっ、あ、はい…？」
太刀川「じゃあな！」 バンッ。
A「…何だったの？」
太刀川さんはよく分からない。
ウィーン。
迅「よぉAちゃん。」
A「あ！迅さん！」
迅「今太刀川さんいたでしょ〜？」
ニヤニヤ。
A「あ、はい。」
迅「何言われた？」
A「何か、ムカつく…とか、不用意に触らせるな！とか？」
迅「ほほう。(太刀川さん頑張ったな〜。)」
A「迅さん、私太刀川さんの考えが分かんないんですよね〜。いきなり顔赤くするし。抱きしめられるし。」
迅「えー…。(太刀川さん可哀想に…。)」
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嶺真(プロフ) - アニオタさん» コメントありがとうございます！そう言って貰えてとても光栄です。これからも拙い文章ですが頑張りますので、応援よろしくお願いします！ (2017年12月27日 20時) (
レス) id: e5afdd0956 (このIDを非表示/違反報告)
アニオタ - 今回“A級1位のあの人に恋をした”という作品に自然と涙してしまいました。とってもいい作品ですね。 私は、まだ14の学生ですが、将来小説家を目指してます。嶺真さんのことを応援しながらも、私頑張りたいと思います。 これからも応援しています。 (2017年12月24日 19時) (レス) id: 47e23c8f52 (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - 凄く気に入った作品で大好きです今後他の作品を作る予定があったらワールドトリガーの三輪か太刀川か三雲の姉か妹か幼なじみがアニメKか銀魂かリボーンとコラボかトリップか転生した作品が読んでみたいです説明が下手だったらすみませんこれからも応援します (2017年12月10日 13時) (レス) id: 9bec705c08 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：嶺真 | 作成日時：2017年11月2日 16時
