144話 防衛3 ページ45
Aside
加古｢丁度いいわね！！｣
太刀川｢？？｣
加古｢こっち来て！｣ ぐいっ。
A｢えっ？｣
加古｢えい！｣ どんっ。
A｢うわぁ！？｣
ドサッ。
加古｢ごゆっくり〜♪さ、二宮くん、早く撤退するわよ！｣
タッ。
二宮｢なんなんだ…。｣
スタスタ。
二宮｢お前もお節介焼きだな。｣
加古｢だって可愛いAちゃんの為だもの。相変わらずあの子は元気よね。何だかんだで私にも付き合ってくれるし。｣
二宮｢…あいつは…。｣
加古｢？｣
二宮｢…いや…何でもない。｣
太刀川隊隊室
A｢いたた…。｣
加古先輩ってばいきなり押すからびっくりした。
A｢すいません…太刀川さ……！！？｣
太刀川｢おー。加古も随分乱暴だな。｣
目の前には太刀川さんの顔がすぐそこにあった。
バッ。
A｢すっ！すいません！！｣
太刀川｢おっと！｣ ぎゅっ。
A｢！？｣
太刀川｢何で離れるんだよ。もうちょいこのままでいろよ。｣
A｢う…。だ、だって…恥ずかしい…じゃないですか…。｣
太刀川｢！…ははっ、何だよそれ。｣
A｢しょうがないじゃないですか！こういうの慣れてないんですから！｣
太刀川｢ホント…可愛いな。｣
ドキッ。
A｢っ！いきなり何言ってるんですか…。｣
太刀川｢別に。ただ思った事を言っただけだ。｣
A｢！分かりました、分かりましたから少し離れて下さい。いきなりこの距離はちょっと厳しいです。｣
太刀川｢えー？仕方ねぇな。｣
スッ。ストッ。
私達はソファに座り直した。
ぎゅっ。
太刀川｢手を繋ぐ位いいだろ？｣
A｢まぁ…はい。｣
手でも充分恥ずかしいんだけどなぁ…。
太刀川｢それで、何で加古達とここに来たんだ？｣
A｢違いますよ！本当は二宮先輩と加古先輩と個人ランク戦の所に行くつもりだったのに、加古先輩がいきなりここに連れて来たんです。｣
太刀川｢なるほどなぁ。(ナイス加古！)｣
A｢でもまぁ…加古先輩なりに気を遣ってくれたんだと思います。｣
太刀川｢…そうか。｣
A｢あ、もう少しで近界民が攻めてくるんですよね？どんな国なんでしょうね？｣
太刀川｢さぁな？よくわかんねぇよ。｣
できれば私の身体が壊れる前に…来てほしい。それならまだ…力にはなれるから。
A｢……。｣ ポンッ。
太刀川｢大丈夫だ。どんな敵が来てもお前の事は俺が守るからよ。｣
A｢！｣
太刀川｢じゃランク戦の所行くぞ！｣
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嶺真(プロフ) - ささくれさん» ブックマークありがとうございます！これからも頑張りますので応援よろしくお願いします！ (2018年4月2日 16時) (
レス) id: ba7426255f (このIDを非表示/違反報告)
ささくれ - 親からの制限でお気に入り登録は出来ないけど、ブックマーク付けましたwこれからも応援してます！ (2018年3月24日 8時) (レス) id: 7be352b008 (このIDを非表示/違反報告)
嶺真(プロフ) - 衡機さん» コメントありがとうございます！これからも応援よろしくお願いします！ (2018年1月20日 16時) (レス) id: ba7426255f (このIDを非表示/違反報告)
嶺真(プロフ) - ぐらにゅー糖さん» 返信が遅くなり申し訳ありません。コメントありがとうございます！ (2018年1月20日 16時) (レス) id: ba7426255f (このIDを非表示/違反報告)
衡機 - さ、ささささ最高です！めっちゃ応援してます！頑張ってください！( ;ﾟ皿ﾟ)ﾉｼ (2018年1月18日 15時) (レス) id: 7be352b008 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：嶺真 | 作成日時：2018年1月7日 15時
