133話 逃走 ページ34
Aside
太刀川さんに記憶が戻った事を伝えた。
私がいない時のことを太刀川さんは少し辛そうに話してくれた。そして、ネックレスも…取り戻してくれた。
チョコを渡し本命だという事も伝えた。けど伝えた瞬間に恥ずかしさがこみ上げてきて思わずその場から逃げた。
そして今。
ダダダダダッ。
A｢いつまで追いかけてくるんですか！！｣
太刀川｢お前が止まるまでだよ！！何で逃げるんだよ！｣
A｢何でもです！太刀川さんに関係ないです！｣
太刀川｢関係あるに決まってんだろ！待て！｣
死に物狂いで太刀川さんから逃げている。こんな全速力で走っているから、隊員に見られまくる。
C級｢あ、黒崎先輩、こんばんは！｣
A｢こんばんはっ！｣ ビュンッ。
太刀川｢待て！！｣ ビュンッ。
C級｢……凄い勢いだな。｣
C級｢太刀川さんもな。｣
っ！どうしよう、少し疲れてきた。
仕方がない…！
A｢トリガー起動！｣
ダダダッ。
太刀川｢あっ！？お前ずるいぞ！｣
A｢べーっだ！じゃあもう追いかけてこないで下さいよ！｣
ダダダッ。
太刀川｢あいつ…！可愛げねぇな。さっきのは一体何だったんだよ。あんな顔赤くしてまで言ってたくせによ。…こうなったら絶対捕まえてやる。…トリガー起動。｣
ダッ。
タッタッタッ。
太刀川さん、来なくなったな。
にしてもトリオン体は楽だなぁ。
米屋｢お？こんな所で何してんだA。｣
出水｢A！太刀川さんにチョコ渡せたか？｣
A｢陽介先輩！出水先輩！いや…渡せたには渡せたんですけど…実は…。｣
太刀川｢A！！どこだ！！｣
ギクッ。
A｢ま、まずい！陽介先輩、出水先輩。ちょっと手伝って下さい！｣
米屋･出水｢お、おう。｣
ダダダッ。
太刀川｢くっそー！どこ行きやがった？…お！なぁ出水！米屋！Aの事見なかったか？｣
出水｢あ、Aならさっき右側に曲がっていきましたよ。｣
太刀川｢ありがとな！｣ ダッ。
米屋･出水｢……。｣
米屋｢おーいA。行ったみたいだぜ？｣
ウィーン。
A｢いやぁ助かりました！ありがとうございます、2人とも。｣
出水｢おう。にしても本命って言うまでは良かったのにな〜。｣
米屋｢それ言ったら恥ずかしくなって逃げてきたんだっけ？｣
A｢し、仕方ないじゃないですか！本命って言っただけでも頑張ったんですから！｣
米屋･出水｢そーだなー。｣
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嶺真(プロフ) - ささくれさん» ブックマークありがとうございます！これからも頑張りますので応援よろしくお願いします！ (2018年4月2日 16時) (
レス) id: ba7426255f (このIDを非表示/違反報告)
ささくれ - 親からの制限でお気に入り登録は出来ないけど、ブックマーク付けましたwこれからも応援してます！ (2018年3月24日 8時) (レス) id: 7be352b008 (このIDを非表示/違反報告)
嶺真(プロフ) - 衡機さん» コメントありがとうございます！これからも応援よろしくお願いします！ (2018年1月20日 16時) (レス) id: ba7426255f (このIDを非表示/違反報告)
嶺真(プロフ) - ぐらにゅー糖さん» 返信が遅くなり申し訳ありません。コメントありがとうございます！ (2018年1月20日 16時) (レス) id: ba7426255f (このIDを非表示/違反報告)
衡機 - さ、ささささ最高です！めっちゃ応援してます！頑張ってください！( ;ﾟ皿ﾟ)ﾉｼ (2018年1月18日 15時) (レス) id: 7be352b008 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：嶺真 | 作成日時：2018年1月7日 15時
