117話 目覚め ページ18
太刀川side
司令室
城戸「結城、及び結城に加担した者達はトリガーを没収する。結城のみ、今後一切ボーダーに立ち入ることを禁止とする。」
結城「！…何でですか？何で皆して黒崎さんのことを…！」
鬼怒田「ふんっ。そんなのあいつはボーダーにとって価値があるからに決まっとる。」
忍田「それ以前に君がした事は許されない事だ。」
結城「…っ。」
手下「くそっ…。」
城戸「話は以上だ。立ち去れ。」
ウィーン。
太刀川「風間さん、Aは大丈夫なのか？」
風間「あぁ。傷は酷いが命に別状はないらしい。医療班が言っていた。…あの状態で動けていた事が信じられないと。」
当真「やっぱAはすげぇなー。」
太刀川「じゃ、Aの所行こっか。」
スタスタ。
ウィーン。
犬飼「あっ！来た！」
辻「Aちゃん、皆が来たよ。」
スッ。
病室に入ると犬飼と辻がいた。
そして…Aも。
A「あ…皆さん、来てくれたんですね。」
出水「意識が戻ってたんだな。身体はどうだ？」
A「少し痛みますけど、さっきよりは大丈夫です。」
米屋「なら良かったぜ。」
A「あ、そうだ。…太刀川さん。」
太刀川「！どうした？」
スッ。
俺はAに近づく。
A「最後の方だけですけど、ここでランク戦観てました。…相変わらず強いですね。…ありがとうございました。」
太刀川「っ…！」
違う。俺は強くなんかない。守りたい奴を守れもしない…弱いんだ、俺は。
守ると言ってもお前は傷ついてしまう。
そしてまた後悔する。
どうすればお前は傷つかないんだろうか。
…お前にはもう…傷ついて欲しくない。
A「太刀川さん…？」
ぎゅっ。
太刀川以外「！？」
A「たっ、太刀川さん！？」
太刀川「…俺の傍に居てくれ。俺から…離れないでくれ。」
離れてしまったらお前はきっとまた傷つく。俺の知らない所で無茶をする。
だから…
太刀川「お前に…傍に居てほしい。」
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嶺真(プロフ) - ささくれさん» ブックマークありがとうございます！これからも頑張りますので応援よろしくお願いします！ (2018年4月2日 16時) (
レス) id: ba7426255f (このIDを非表示/違反報告)
ささくれ - 親からの制限でお気に入り登録は出来ないけど、ブックマーク付けましたwこれからも応援してます！ (2018年3月24日 8時) (レス) id: 7be352b008 (このIDを非表示/違反報告)
嶺真(プロフ) - 衡機さん» コメントありがとうございます！これからも応援よろしくお願いします！ (2018年1月20日 16時) (レス) id: ba7426255f (このIDを非表示/違反報告)
嶺真(プロフ) - ぐらにゅー糖さん» 返信が遅くなり申し訳ありません。コメントありがとうございます！ (2018年1月20日 16時) (レス) id: ba7426255f (このIDを非表示/違反報告)
衡機 - さ、ささささ最高です！めっちゃ応援してます！頑張ってください！( ;ﾟ皿ﾟ)ﾉｼ (2018年1月18日 15時) (レス) id: 7be352b008 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：嶺真 | 作成日時：2018年1月7日 15時
