B50 ページ5
レ「ザックはこの建物のB6に住んでいた殺人鬼なの。
AはB6を通った時、殺人鬼はいなかったでしょ？
私が来た時に、私を殺そうと追いかけて来たのがザックだった。
でも、B5に上がった私をしつこく追いかけて来たから裏切り者になっちゃって
ザックは私やAと同じ、”いけにえ”になったの。
その時私達は
『ザックが無事にこの建物から脱出することが出来れば私を殺す』
という約束をした」
「待って待って待って！
ちょっと色々追いつかない！あはははははっ」
レイチェルの説明が思っていた以上に大雑把だったため、
おかしそうに笑いながら懸命に頭を整理する。
整理した後いくつかに絞り込んだ質問をした。
「えっと、まず質問1個目。
なんでレイチェルを追いかけたザックが
裏切り者？”いけにえ”？にされちゃったの？」
レ「えっと･･････まず、この建物のフロアには
一人ずつ殺人鬼がいて、ルールも決まってるの。それを破るとザックみたいに･･･。
私が知ってるルールは二つ。
『自分のフロアを無断で出ないこと』と
『他フロアの殺人鬼に危害を加えないこと』」
「その顔からしてザックはどっちも犯しちゃったのかな？ぷっくく」
ザ「笑ってんじゃねぇよ」
レイチェルの的確な返答の内容に
横目でザックを見ながら、おもわず笑ってしまった。
ザックは不機嫌そうに大鎌を肩に担ぐ。
「じゃあもう一つ質問。約束をした理由は？」
これはAが若干察しつつも、ずっと気になっていた事だった。
直球で質問をぶつける。
レイチェルは、これもまた丁寧に返事を返してくれた。
レ「私は、生きてちゃいけないの。
でも、ジサツは神様がお許しにならないから･･･。
だから、ザックに殺してもらいたいの。
でもザックはここから出たくて･･････
でもザックは頭が弱いから、私が手伝って。
ここから出してあげるって。
そしたら殺してって。
そういう約束なの。
でも、面白くないと殺してくれないし
役に立たなくても殺してもらえない･･･」
(「何で生きていたら駄目なの？」っていう質問は
さすがのレイチェルちゃんでも引けちゃうかな･･････？)
「なるほどねー！納得だよ！
いやー、レイちゃんは説明が上手だね。ありがとう＾＾」
お礼を言い終えた瞬間、
大きな音を立てて、エレベーターが停止した。
ザ「･･････行くぞ！」
レ「･･････うん」
「うん＾＾」
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ザックLove - 大丈夫です!あめしこうさんのペースで更新してください!いつまででも待ってます! (2017年9月8日 18時) (
レス) id: efef187557 (このIDを非表示/違反報告)
あめしこう(プロフ) - ザックLoveさん» ありがとうございます！最近めっきり更新しておらず、申し訳ありません!!何とか隙を見つけて更新したいです((汗 (2017年9月5日 16時) (レス) id: f0e733c2b2 (このIDを非表示/違反報告)
ザックLove - 凄く続き気になります!楽しみにしてます！ (2017年8月25日 20時) (レス) id: efef187557 (このIDを非表示/違反報告)
あめしこう(プロフ) - まなつさん» そう言って頂けると凄く嬉しいです!!有難うございます！頑張ります!! (2017年5月16日 12時) (レス) id: f0e733c2b2 (このIDを非表示/違反報告)
まなつ - とても面白い作品ですね♪続きがとても、気になっていますこれからも頑張ってください応援しています(\>д</)ﾌﾚ~ﾌﾚ~あめしこうさん (2017年5月5日 21時) (レス) id: 7e69eb4d86 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あめしこう | 作成日時：2016年12月21日 23時
