B5 ページ6
??２「……肌寒いところ……」
??１「……チッ、まだB4かよ
さっさと行くぞ、おい」
「また雰囲気の違うフロアに来ましたねー」
B4は両脇に水が溜まっている一本道から始まっていた。
通路の奥には何やら並べられた石が見える。
Aと手を繋いだ少女はエレベーター側から見て左側にある
水の中から泡が吹きでている部分を不思議そうに見つめていた。
「…？どうしたの??」
??２「……水の中に何かある」
??１「あぁ？なんだよ。何があんだよ」
??２「……なんだろう」
??１「わかんねーのかよ。
じゃあ、俺もわかんねーよ！」
??２「……そう」
少女はAを見つめた。
”あなたは分かる？”とでも聞きたげな目だ。
「うーん、私もわかんないかな。…ごめんね＾＾；」
??２「…ううん。いいの」
??１「わかんねーもん見つめてても仕方ねぇだろうが。
オラ、さっさと行くぞ！」
包帯の男性は痺れを切らしたように
荒々しい口調で言った。
少女は無言のまま男性の言葉に答えるように歩き出した。
手を繋いでいるAも自然と足が進む。
包帯の男性もAの後に続いてゆっくりと歩き始めた。
通路を進むと蜘蛛の巣だらけの開けた場所に出た。
その場には多くの墓石が立てられており、
どの墓にも誰かしらが入っているようだ。
墓は横二列に並んでおり、奥側の列には
墓石とは違う大きなモニュメントがあった。
しかし、Aたちの真正面にある墓だけは
墓穴が埋められていなかった。
また、その墓穴の隣にはツルハシと土の山があった。
??２「……お墓」
??１「あぁ？どうりで土臭ぇわけだ」
「確かに臭いは気になりますね…」
Aは男性の後に続いて口を開いた。
??２「……」
??１「掘り起こしてみるか？」
「え!!??ｗｗ」
少女とは正反対にニヤリと笑っている男性の発言に
Aは思わず吹き出した。
「面白いかもしれませんけど、呪われません??ｗ」
??１「呪い？そんなもん大丈夫だろ」
??２「どっちでも」
??１「……つまんねー奴だな。せっかくコイツも乗り気だったのによー」
包帯の男性はポンポンとAの頭を叩きながら
いかにもつまらなそうな顔をした。
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あめしこう(プロフ) - rin812rinさん» そうなんですか？ゲーム実況のほうで少しだけ拝見した事がありますが、知りませんでした！可愛いですよね〜 (2017年3月4日 15時) (
レス) id: f0e733c2b2 (このIDを非表示/違反報告)
rin812rin(プロフ) - 喋り方が、絶対絶望少女のモナカちゃんみたいですね (2017年2月27日 17時) (レス) id: f36f1c6b4b (このIDを非表示/違反報告)
あめしこう(プロフ) - 桜音@さん» おぉ！ありがとうございます！俺も実況でしって、その後は自分で進めた後に実況見てました！いいですよね〜!! (2016年8月26日 16時) (レス) id: f0e733c2b2 (このIDを非表示/違反報告)
桜音@(プロフ) - ザックかっこいいーっ！とある実況者の動画を見て殺天大好きになりました！wこれからも応援してます！ (2016年8月26日 7時) (レス) id: 5ab7bb9a6f (このIDを非表示/違反報告)
あめしこう(プロフ) - 桃華（とうか）ですです。さん» もっと殺戮ファンが増えてくれることを祈りながら書かせていただいておりますっ！ありがとうございます＾＾ (2016年8月12日 15時) (レス) id: f0e733c2b2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あめしこう | 作成日時：2016年4月1日 10時
