B34 ページ38
エディ「レイチェル？」
レイチェルの反応に疑問を抱いたのであろうエディは
被り物越しに表情を歪ませる。
Aは少々暇になってきていたので、
ここに来て自分が負った怪我の数を数えていた。
今のところ、B6で切った腕と、このフロアで切られた頬を
数え終えたぐらいであった。
レ「そのまま思いっきり
この壁を叩いて……！」
「お！レイちゃんも気ずいたの？＾＾」
レイチェルの言葉に我に返ったAは
笑顔で背後の壁を見つめた。
エディは目を見開く。
エディ「レイチェル！」
「まぁまぁ落ち着いてエディｗ」
ドンドンと悲鳴をあげる壁は
徐々に形を失っていく。
わずかに光が漏れたと感じた瞬間
勢いよく壁の破片が飛び散った。
Aはレイチェルを庇う形で
橋の脇に追いやる。
次に背後の壁を見た時には
目の前に壁は存在しなかった。
まるで今まで通路だったように存在するソレからは
大鎌を持って、深くフードを被った彼が現れる。
レイチェルは分からないが、
Aには、想像していた通りの図であった。
しかし、唯一想像と違っていたのは
エディの姿が見えないことだ。
ザ「……よぉ」
レ「……」
「＾＾」
アイザックは口角を上げて二人に言った。
レイチェルもAも、いつもの表情で答える。
ザ「……クソガキはどこだ？」
さっきの狂気じみた笑顔はどこへやら。
不機嫌そうな顔でレイチェルに問いかける。
いや、Aにも問いかけているかもしれないが。
−−……どうして、レイチェル？
どういう構造かはわらないが、
エディの声がフロア中に響きわたる。
姿は見えないまま。
−−ボクが殺しても問題ないのに
ザ「ばぁか！問題ありありなんだよ！」
「ありありｗｗ」
アイザックの答えが面白くて笑い出すAは、
レイチェルを離してお腹を抱えた。
エディもため息混じりに話を続ける。
−−あぁ君ってほんと野蛮だなぁ。
ねぇ、レイチェル……君はこいつに殺してほしいの？
きっとぐちゃぐちゃにされちゃうよ？
ボクのほうが絶対にいいよ？
エディの言い分に妙に納得したAは
レイチェルの肩を持って目を合わせる。
「そう言われれば確かに……。
レイチェル、エディの意見も一理あるよ？」
ザ「てめぇもクソガキもごちゃごちゃうるせぇ！
出てきやがれ、ぶっ殺してやる！」
「ごめんごめんｗｗｗ
つい本音がｗｗｗ」
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あめしこう(プロフ) - rin812rinさん» そうなんですか？ゲーム実況のほうで少しだけ拝見した事がありますが、知りませんでした！可愛いですよね〜 (2017年3月4日 15時) (
レス) id: f0e733c2b2 (このIDを非表示/違反報告)
rin812rin(プロフ) - 喋り方が、絶対絶望少女のモナカちゃんみたいですね (2017年2月27日 17時) (レス) id: f36f1c6b4b (このIDを非表示/違反報告)
あめしこう(プロフ) - 桜音@さん» おぉ！ありがとうございます！俺も実況でしって、その後は自分で進めた後に実況見てました！いいですよね〜!! (2016年8月26日 16時) (レス) id: f0e733c2b2 (このIDを非表示/違反報告)
桜音@(プロフ) - ザックかっこいいーっ！とある実況者の動画を見て殺天大好きになりました！wこれからも応援してます！ (2016年8月26日 7時) (レス) id: 5ab7bb9a6f (このIDを非表示/違反報告)
あめしこう(プロフ) - 桃華（とうか）ですです。さん» もっと殺戮ファンが増えてくれることを祈りながら書かせていただいておりますっ！ありがとうございます＾＾ (2016年8月12日 15時) (レス) id: f0e733c2b2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あめしこう | 作成日時：2016年4月1日 10時
