B28 ページ31
ザ「あいつ、このまま逃げたり……
−−いや、逃げんのはねぇか」
「その信頼はどこからきてるのかな〜ｗｗｗ
あ…あぁ、”殺されてない”からだったねｗｗ」
アイザックはスキマの前を行ったり来たりして、
Aは壊された自らの墓石に座って
レイチェルの帰りを待った。
ザ「つーか、なんだあいつ……
逃げねぇし、表情一つかわらねぇ」
そこまで言いきると
歩みを止めることなくチラッとAを見た。
ザ「……それはこいつも同じか」
「えー、そうかな？ｗ」
アイザックの言葉に不満をもらしつつ
笑顔で応答するA。
そうだよ、と言い放つと空(くう)を見つめるアイザック。
ザ「にしても、殺すにしたって、
あんなつまんねぇ顔じゃなぁ」
「……ねぇ、この際聞くんだけど、
その変な契約みたいなヤツはなんなの？ｗ」
ザ「あ？けいやく？」
ずっと気になりっぱなしだったAは
ストレートに聞いてみた。
アイザックは何やら面倒臭そうな表情をうかべる。
「契約は約束みたいな事だよ。
なんかしてるでしょ？レイちゃんと約束」
ザ「あぁ、俺がここから無事に出れたら
あいつを殺すって約束してんだよ」
「レイちゃんにメリットないじゃん!!ｗｗｗｗｗ」
当然の反応を見せるA。
アイザックはフード越しに頭を掻きながら
表現に合う言葉を捜しているようだった。
ザ「あー…あいつは殺されたがってんだよ。だから
俺に殺してくれって頼んできて、それで、
俺馬鹿だから出るの手伝えって言って、
何か……こう、今みたいになってんだよ」
「そ、そっかぁｗｗｗｗｗｗ
まあ言いたい事はなんとなく伝わったからいいよｗｗ
ありがとうｗｗｗｗ」
アイザックの必死な説明のおかげで
Aはなんとなく状況をつかめた。
ただ、二人はどこで出会ったのだろうか…。
そこはまだ分からずじまいだった。
ザ「でもあいつ、殺されたい殺されたいって言う割りに
面白ぇ顔しねぇしよ…」
「殺す側も大変なんだね〜」
アイザックが機嫌悪そうにそう言うと
Aは笑ながら同情した。
もっとも、お互いに同情とは思ってもいないが。
ザ「………まぁ
……さっきのは目が死んでなきゃ、
悪くねぇ顔もしてたけどよ……」
「あ〜ら、ツンデレ？」
ザ「は？つんでれ？」
「あ、分かんなくていいよｗｗｗｗｗｗ」
Aがそこまで言うと、
アイザックは突然足を止めた。
ザ「あぁ！イライラしてきた！」
「なんで!!??ｗｗｗｗ」
またまた届きましたイラストッ!!!!!!Fooooooooooo!!!!!!!!→←B27
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あめしこう(プロフ) - rin812rinさん» そうなんですか？ゲーム実況のほうで少しだけ拝見した事がありますが、知りませんでした！可愛いですよね〜 (2017年3月4日 15時) (
レス) id: f0e733c2b2 (このIDを非表示/違反報告)
rin812rin(プロフ) - 喋り方が、絶対絶望少女のモナカちゃんみたいですね (2017年2月27日 17時) (レス) id: f36f1c6b4b (このIDを非表示/違反報告)
あめしこう(プロフ) - 桜音@さん» おぉ！ありがとうございます！俺も実況でしって、その後は自分で進めた後に実況見てました！いいですよね〜!! (2016年8月26日 16時) (レス) id: f0e733c2b2 (このIDを非表示/違反報告)
桜音@(プロフ) - ザックかっこいいーっ！とある実況者の動画を見て殺天大好きになりました！wこれからも応援してます！ (2016年8月26日 7時) (レス) id: 5ab7bb9a6f (このIDを非表示/違反報告)
あめしこう(プロフ) - 桃華（とうか）ですです。さん» もっと殺戮ファンが増えてくれることを祈りながら書かせていただいておりますっ！ありがとうございます＾＾ (2016年8月12日 15時) (レス) id: f0e733c2b2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あめしこう | 作成日時：2016年4月1日 10時
