B27 ページ30
しばらくの沈黙。
……数分はたったであろう時に
アイザックは沈黙を破った。
ザ「……くっそ、いつまで
水ん中にいればいいんだよ」
「確かに…レイちゃんが先に進めていたら
もう押してなくていいはずだもんねｗ」
アイザックの発言を肯定する形で
Aも口を開く。
その時。
−−カチッ
ザ「なんか、足の下が鳴ったな」
「そうだね」
ザ「………」
「…？」
ザ「わかんねーけど、もういいだろ」
「超アバウトｗｗｗｗｗ」
しばらくの沈黙の後にアイザックは
子供のような笑顔を浮かべてこう言った。
Aは声を上げて笑う。
その様子に慣れてきつつあるのか、アイザックは
特に何も言わなかった。
ただ、Aを担いだままスイッチを離れ、
通路の方へ戻って行った。
まず通路にAを降ろす。
ドスンッ
「痛っｗｗｗ」
次にアイザックが。
ザ「よっと」
ザ「しっかしあいつ、今頃うまく進めてんだろうなぁ？」
「進めてないと困っちゃうねぇ＾＾」
ザ「とりあえず、さっきあいつが
入っていったスキマに戻るか」
「うん」
そう言って二人は第二墓場の方へ歩き出した。
しかし…
二人が第二墓場へ踏み込んだ瞬間、
フロア全体の照明が
まるで電池が切れかけの懐中電灯のように
チカチカと点滅した。
アイザックは何だ？というように辺りをキョロキョロと
見渡した。
Aはそんなアイザックを見て笑うばかり。
「辺り見渡しても意味ないんじゃない？ｗｗ」
ザ「うっせぇな、こう、何か…自然と
………あるだろ!!」
「急に怒鳴らないでよｗｗｗｗ
反射のこと言いたいんでしょ？ｗｗｗｗ」
ザ「はんしゃ？」
「そーそー反射ｗｗｗ」
そんな事を言い合っているうちに
フロアの照明は正常な状態に戻った。
ザ「電気くらいちゃんとつけよ
このおんぼろビル」
そう吐き捨てると
二人は足早に第一墓場へと向かった。
第一墓場に到着するやいなや、
アイザックは一番奥にある
レイチェルが入っていったはずのスキマの前まで
一直線に向かう。
ザ「……まだ、戻ってねぇな
この奥どうなってんだ？」
「……ちょっと見てこようか？」
ほんの出来心で発したAの言葉に
アイザックは腑抜けた表情をした。
ザ「は？お前ここ通れるのかよ」
「え、いや。わかんないけど……
通れるかなー？みたいな？ｗｗ」
ザ「んだよ。
まぁあいつがもう行ってるし別にいい」
「あ、そうですかｗｗｗｗ」
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あめしこう(プロフ) - rin812rinさん» そうなんですか？ゲーム実況のほうで少しだけ拝見した事がありますが、知りませんでした！可愛いですよね〜 (2017年3月4日 15時) (
レス) id: f0e733c2b2 (このIDを非表示/違反報告)
rin812rin(プロフ) - 喋り方が、絶対絶望少女のモナカちゃんみたいですね (2017年2月27日 17時) (レス) id: f36f1c6b4b (このIDを非表示/違反報告)
あめしこう(プロフ) - 桜音@さん» おぉ！ありがとうございます！俺も実況でしって、その後は自分で進めた後に実況見てました！いいですよね〜!! (2016年8月26日 16時) (レス) id: f0e733c2b2 (このIDを非表示/違反報告)
桜音@(プロフ) - ザックかっこいいーっ！とある実況者の動画を見て殺天大好きになりました！wこれからも応援してます！ (2016年8月26日 7時) (レス) id: 5ab7bb9a6f (このIDを非表示/違反報告)
あめしこう(プロフ) - 桃華（とうか）ですです。さん» もっと殺戮ファンが増えてくれることを祈りながら書かせていただいておりますっ！ありがとうございます＾＾ (2016年8月12日 15時) (レス) id: f0e733c2b2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あめしこう | 作成日時：2016年4月1日 10時
