B23 ページ25
Aとレイチェルは顔を見合わせて
メモを拾い上げ、目を通した。
『苦しみたければ、苦しく、
楽なのがいいなら、優しく、
−−お好みの方法を選んであげる』
レ「……」
ザ「……」
「……ｗ」
三人とも何も言わず、
Aはサッと小さなメモをしまった。
メモを見つけたために、成り行きでエレベーター前まで戻ってきた時、
三度メモを見つけた。
どうやら道なりに沿ってメモを落としていたようだ。
Aとレイチェルはメモを読んだ。
『ねぇ、どんな殺され方をしたい？』
「第一殺されたくはないんだけど…そうだな〜、
強いて言うなら眉間をパーンと一発かなｗｗ」
ザ「は？何言ってんだ？
つーか……さっきから、立ち止まってんのはなんだ」
ずっと疑問に思っていたようで、
Aの手元のメモを覗き込みながら言ってきた。
レ「……『殺してあげる』って
メモに書いてあるの……」
「あー言っちゃうんだねｗｗ」
ザ「……
……ちっ」
アイザックはバツが悪そうに顔をしかめた。
レイチェルは気にしていない様子。
そうこうしているうちに、レイチェルは
このフロアに来て最初に気になっていた泡が吹き出ている
水面に目を向けた。
水の中に、なにかが沈んでいる。
レ「……あれ、もしかすると」
ザ「……あ？あれか？」
「……あれだねぇ…」
なにか勘ずいたように声を漏らしたレイチェルに
つられるように相ずちを打つ二人。
ただAは、ほぼ反射的な返事であって、
とうの本人も笑ってしまっていた。
二人はレイチェルの隣から水面を覗きこんだ。
ザ「あれをどーすんだ」
レ「わからないけど、二人のどちらかがあそこに行って、
沈んでいるくぼみに立っていてほしい」
「すっごい簡単に言ったね」
レイチェルの突拍子の無い提案に
Aは思わずお腹を抱えた。
アイザックも口をポカンと開ける始末。
ザ「この水の中に？こいつがかよ」
「あ、え？私が行く前提??」
レ「……嫌なら、別に」
「レイちゃんスルー？私の事スルーなの??」
二人の息の合った掛け合いに
Aは疑問を投げつつも、この雰囲気を
楽しんでいた。
アイザックは悪い目つきをより一層悪くして
口を開いた。
ザ「おい、こいつは行かねぇとは言ってねぇよ！
お前と違って、俺はここで
殺されるのはまっぴらなんだよ！」
「行くとも言ってないんだけど!?ｗｗｗｗ」
ザ「うっせぇ赤毛」
「あｗｗｗかｗｗｗｗｗｗげｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」
イメ画頂きましたぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあぁぁあぁぁぁぁああぁぁぁ（（ｒｙ→←B22
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あめしこう(プロフ) - rin812rinさん» そうなんですか？ゲーム実況のほうで少しだけ拝見した事がありますが、知りませんでした！可愛いですよね〜 (2017年3月4日 15時) (
レス) id: f0e733c2b2 (このIDを非表示/違反報告)
rin812rin(プロフ) - 喋り方が、絶対絶望少女のモナカちゃんみたいですね (2017年2月27日 17時) (レス) id: f36f1c6b4b (このIDを非表示/違反報告)
あめしこう(プロフ) - 桜音@さん» おぉ！ありがとうございます！俺も実況でしって、その後は自分で進めた後に実況見てました！いいですよね〜!! (2016年8月26日 16時) (レス) id: f0e733c2b2 (このIDを非表示/違反報告)
桜音@(プロフ) - ザックかっこいいーっ！とある実況者の動画を見て殺天大好きになりました！wこれからも応援してます！ (2016年8月26日 7時) (レス) id: 5ab7bb9a6f (このIDを非表示/違反報告)
あめしこう(プロフ) - 桃華（とうか）ですです。さん» もっと殺戮ファンが増えてくれることを祈りながら書かせていただいておりますっ！ありがとうございます＾＾ (2016年8月12日 15時) (レス) id: f0e733c2b2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あめしこう | 作成日時：2016年4月1日 10時
