B2 ページ3
「えーっと…ここはB6か…」
降りたったB6は廃れた町のような構造だった。
Aはトンッとエレべーターを降りると
不思議に思う事があった。
「”各フロアにてご準備を”って…このフロア、誰もいない気がするんですが…ｗ」
そう、まったく人気を感じられないのだ。
いくらなんでもおかしい。
いくら耳を澄ませても聞こえてくるのはゴミにたかるハエの羽音だけ。
不振に思いながらも歩を進めるA。
壁には巷で噂の連続殺人の新聞記事が貼ってあった。
「あー、有名ですよねーこの事件!!ここの人はこの事件に関心でもあるのかな？」
軽快に進んでいくと、蹴破られたような木の板が散乱しており
その近くに何かが弾けたような血しぶきの跡があった。
「あちゃー…ご愁傷様です」
微かに笑みを混ぜた声色でそう呟くと、蹴破られたと思われる入口へと
視線を移した。
「ここも探索してみましょうかー」
入口を抜けるとお世辞でも綺麗とは言えないちらかった部屋が現れた。
生活観はまるで無いが、さっきまで人が居たような雰囲気を漂わせている。
「…このフロアに住んでいた人の部屋かな？
勝手に覗いちゃったなぁ…＾＾；」
あははっと乾いた笑いを零すとさっさと部屋を出て行った。
部屋を出てまっすぐ進むと一部地面が土になっている工事現場のような所があった。
よく見てみると何かを埋めた跡があった。
「…ちょうどスコップもあるし、掘り返してみますか!!流石に死体は入って
無いでしょうしねｗｗ」
掘り返してみると、出て来たのは継ぎはぎだらけの小鳥の死骸だった。
「あっちゃー！こりゃ呪われちゃうかもですねｗ
でも、お墓を作ってあげるってことは、
このフロアの人っていい人なんじゃないのかな〜」
そう言って掘り返したモノをもう一度埋めて手を合わせた後、
また探索を始めた。
通路の奥まで歩いて行って見ると、先ほどの巨大なエレベーターがあった。
…しかし、すでに電源は入っていた。
「あれ？なーんだ、このフロア、探索しなくてもよかったんだ〜ｗ」
Aはケラケラと笑いながら
ピョンッとエレベーターに飛び乗った。
乗り込むと扉は大きな音を立てて閉まり、
エレベーターは上へと上がっていく。
??「ヒャハハ＿＿ハハ＿＿」
「ん？今何か聞こえたような…
まぁ、少なくとも次のフロアには人がいるってことですよね〜」
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あめしこう(プロフ) - rin812rinさん» そうなんですか？ゲーム実況のほうで少しだけ拝見した事がありますが、知りませんでした！可愛いですよね〜 (2017年3月4日 15時) (
レス) id: f0e733c2b2 (このIDを非表示/違反報告)
rin812rin(プロフ) - 喋り方が、絶対絶望少女のモナカちゃんみたいですね (2017年2月27日 17時) (レス) id: f36f1c6b4b (このIDを非表示/違反報告)
あめしこう(プロフ) - 桜音@さん» おぉ！ありがとうございます！俺も実況でしって、その後は自分で進めた後に実況見てました！いいですよね〜!! (2016年8月26日 16時) (レス) id: f0e733c2b2 (このIDを非表示/違反報告)
桜音@(プロフ) - ザックかっこいいーっ！とある実況者の動画を見て殺天大好きになりました！wこれからも応援してます！ (2016年8月26日 7時) (レス) id: 5ab7bb9a6f (このIDを非表示/違反報告)
あめしこう(プロフ) - 桃華（とうか）ですです。さん» もっと殺戮ファンが増えてくれることを祈りながら書かせていただいておりますっ！ありがとうございます＾＾ (2016年8月12日 15時) (レス) id: f0e733c2b2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あめしこう | 作成日時：2016年4月1日 10時
