光を追って・・・７ ページ8
＿＿＿２０１０年 ４月１９日＿＿＿
俺は４年生になり、はや１・２週間が過ぎた頃、部活やクラブなどの説明会が行なわれた。
(部活、合唱部に入りたいな・・・。
でも、家のこともあるし、姉ちゃんも学校とか部活がある・・・
・・・？そういえば、姉ちゃんの帰りが最近早い気が・・・)
大「いのちゃ〜んー！！部活入る？あ、クラブは！？」
慧「う〜ん・・・部活はビミョーだけど、クラブは卓球クラブに入りたいな〜って思ってるよ！！大ちゃんは？」
大「俺はね、部活は合唱部で、クラブは卓球クラブに入りたいんだ！！ねぇねぇ、部活ビミョーならさ、俺と一緒に合唱部入ろうよ！！」
慧「ん〜・・・帰って、姉ちゃんに相談してみる。クラブ、一緒になれるといいね！！」
大「だね！！あ〜、楽しみだなぁ〜♪」
クラブは全員参加で、部活は希望制だったな・・・
そして、説明会が行なわれた日の夜、俺は突然、姉ちゃんに質問されたんだったんな・・・。
A「慧ー、もう部活とか、クラブの説明会されたでしょ？(笑)何に入るか決めた？」
慧「うーん・・・まぁ一応は。」
A「お、何に入るの？」
多分、俺はこの時に瞬きを多くするか、目をギュットとつぶったかのどっちかをしたんだろうな。
慧「えっと、部活には入らないで、クラブは卓球クラブにしようかな・・・って。」
A「えーっ！！部活楽しいよ！！家の事なんか心配しないでいいから、今出来る事を楽しんどかないと、後で絶対に後悔するよ！！だから・・・お姉ちゃんは、慧が「やりたい！！」って言った事は全力で応援するよ！！ね！！・・・で、本当はどうなの・・・？」
慧「・・・・・・うん。俺、本当は合唱部に入りたい。」
A「そっか。いいよ！！クラブとか、部活に必要なものは用意してあげるから！！楽しみなね！！」
慧「うん！！ヤッター♪あのね、大ちゃんも一緒に卓球クラブに入る約束したんだよ！！合唱部に大ちゃん入るって言ってたし、俺、ピアノ弾きたかったんだー♪」
A「良かったね。・・・で、大ちゃんって誰・・・？」
慧「あ、同じクラスの友達の、有岡大貴って子だよ！！」
A「そっか。良かったね♪お友達は大事にしなね♪」
慧「うん！！」
姉ちゃんのおかげで、俺は合唱部にも入る事が出来たんだよな・・・。
姉ちゃん…あの時はありがとう・・・
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 38人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：神様 | 作成日時：2015年8月9日 18時
