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十一頁 ページ13





何で私は此処に居るんだろう。
そして何で私は____



「や やややややめなさーい!親御さんが泣いてるよ!!」


「な何だアンタっ!」



この爆弾魔を捕まえなくちゃいけないんだろう。
『Aちゃんは一瞬でいいからあの爆弾魔を取り押さえてくれる?そしたら国木田君も異能力を使えるし、小柄な君なら机の影でバレ無い』


普通立場逆な気がする。
普通男子がこっちでしょ。小柄ってなんだよはっ倒すぞ。


太宰さんを見る。
合図をしてくれるらしいけど...。


『今だ』


「!」


それと同時に私は机の影から飛び出した。
腕をひねり上げ、足を絡ませる。
爆弾魔がグラりとバランスを崩した。

「独歩吟各...鉄線銃!!」

そこからは一瞬、紙が鉄線銃に変形し、爆弾のスイッチを取り上げた。
爆弾魔がなっ、と驚く隙に国木田さんが爆弾魔を蹴り上げた!
手に抑えていた感覚が無くなり、私はその勢いに後ずさる。


ガシャンッ


爆弾は爆発しなかった。
ほっと敦さんと溜息をつく。
......こんな物騒な所入社したく無いんですけど。

その時、突然敦さんが倒れた。
はっと後ろを見ると誰かが逃げていた。


「爆弾!あと五秒...!?」


爆発する...!?部屋が吹き飛ぶ!?
そんな......五秒で逃げられるわけ無い。

どうすればいい...?



敦さんは爆弾に多い被さった。


私は____



「っ!」



皆の前に立った。



タダの出来損ない女子高生1人が爆風を押さえられるわけ無い。ましてや、私も死ぬ。
...けど。



3



2




1




「____!」



目を瞑っても何も感じない。
強ばった体、きつく閉じた口。
そっと目を開けると____私と同じ様に呆然とする敦さん。


太宰さん達が何かを私達に言うが聞こえない。
けど、一言だけはっきりと聞こえた。




















「武装探偵社へようこそ」



------------------
原作沿いはここ迄になります。
ここから先は原作沿いではありません。
ポートマフィアは出てきますが組合はまだ分かりません。

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羅尓 - 久しぶりに涙が出ました。 (2021年7月26日 12時) (レス) id: 9b89cbfb6e (このIDを非表示/違反報告)
たまり - 私も名古屋です!(誰得)お話すごく好きです。応援してます! (2018年7月25日 16時) (レス) id: 7ebfe7ebc4 (このIDを非表示/違反報告)
はねこ(プロフ) - キャラがはっきりしていてとても面白いです。シリアスなテンションの話なのに不思議とサクサク読めました。これからも頑張って下さい! (2018年3月27日 22時) (レス) id: 4e46b846c9 (このIDを非表示/違反報告)
ちぃ - 名古屋の方なんですね!私も名古屋人なんですよ!←で?   凄く面白いです!頑張ってください (2017年12月28日 13時) (レス) id: 619380b1ab (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 読んでいて凄くワクワクしました!凄く面白かったです、早く続きが見たくて仕方ないです。更新楽しみにしてます(*'v'*) (2017年10月11日 12時) (レス) id: 80af1d3c01 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:鈴鶴@メガネ=本体 | 作成日時:2016年7月26日 22時

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