《マギ》気まぐれ美少女の行く先は＿＿＿＿

番外編　~気まぐれ少女の昔話~ ページ38

気まぐれな彼女は、今でこそひょうひょうとしているが、昔はそうではなかった

むしろ“外に出てからは“色んな物や文化に触れ、よく笑い、人と話すのが大好きで、
困っている人がいればすぐ手を指し述べた


＿＿＿＿でも




あるとき、本当にふと思った。誰でも一度は考えたことがあるんじゃないか

私が生きている価値は＿＿＿？



例え私が死んでも世界は変わらない。借りに知り合いが悲しんでも数年もすれば元の生活に

戻るだろうし、借りに引きずり続けたとしてもその人が死んでしまえばまた元通り。


そんなことを考えてから色々考えはじめた、本当は、何処かで気づいてた


私は＿＿＿＿









・








・




＿＿＿人が嫌いだ


戦争は醜いと言うも諸悪の根源は人間だ。辛いときや苦しいときに感情を共有するとは言っても

本でもないくせに知ったかぶり。社会的に上手くやろうと自分を隠すと、当たり前だが本性を隠そう

が隠すまいが嫌う奴が出てくる。私のことをなんにも知らないくせに嫌われる義理も好かれる義理も

ない。友達だがなんだろうがそんな見えない絆？友情？＿＿＿馬鹿馬鹿しい。




こんなことを考えているのに実際人と接してしまうと心の何処かで楽しんでる自分が嫌だった。

もう、どっちが本当かわからなくて、それならいっそ全部隠して演じればいい。

ひょうひょうと、悠然と人の前に立て。見下せ。自分がどうだの、他人がどうだの、

知ったこっちゃない。私が人を信頼するときは＿＿＿＿＿





・





・



それ相応の“対価“を貰ったときだけ




『＿＿私は嘘をつきすぎた』








fin……？＿＿＿

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