第21夜 ~遭遇~ ページ22
モルジアナにつられてアラジンもニッコリと笑った。
アラ「そっか……よかったね。でも、僕もAおねえさんもそうだったけど、アリババくん
はお礼なんかいらないって言うと思うよ!」
Aも一緒になって続けて話す。
『うん。アリババって優しいからね。全然しゃべってないけど、見ててもわかるよ。
ルフが優しいから、すこしビビりだけど』
クスリと彼女が可笑しそうに笑った。
アラ「あ〜あ、僕も早くアリババくんに会いたくなっちゃったな……」
モル「…会えますよ、この道をたどれば」
アラジンとAも返事は違えど、顔を輝かせて頷いた。
三人で先程よりもたくましく歩いていく、彼女はたくましくと言うよりは楽しそうにだが__
その三人の前に、何者かが立ちはだかった、それは__
「やあ、君たち!今日はいい天気だね」
裸で、葉っぱ一枚を身につけた男性が立っていたのだ。三人は驚いた顔をすると……
アラ「モルさん、Aおねえさんあぶない!!下がって!!モンスターかもしれない!!」
「!?」
ガーンと効果音が付きそうなくらいショックを受けたような顔をする男性
『アラジン待って、ここは最年長の私が……!!』
Aまでこの始末である。確かに、道を歩いていたら裸の男性に会うなんてことは
そうそう……かなり稀少である
「えっ!?いや、違うんだ!!話を聞いてくれ!!」
……___
「服を貸してくれてありがとうアラジン!」
アラ「うん!僕の小さい服しかなくてごめんよ」
どうやら誤解も解けたようで、アラジンに服を貸してもらい話していた。……服を着たはいいが、
パツンパツンで傍からみると、明らかに不審者であったが
シン「俺の名は『シン』バルバッドへ向かうところだった商人なのだよ」
屈託のない笑顔で自己紹介をはじめるシン、アラジンも申し訳なさそうに謝っていた
アラ「そっか……さっきは話も聞かずにごめんよ、おじさん……。どうも僕は砂漠越えの
せいで危険なものにびんかんになっているようだよ……」
Aはモルジアナを連れて少し離れたところにいた。シンはアラジンが砂漠をこえたことに
感心し、冒険がいかに偉大なものかを語っていた
『……えーと、そろそろ行きませんか?今日中にはバルバットに着かないと』
このままだと長引くと感じたのか、シンに声をかけたA
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爽やか会社員 - 終わるなんて、ぐすん、そぉんな。 (2020年8月14日 22時) (レス) id: 11099bdacf (このIDを非表示/違反報告)
みるる - エンジェルさん» おひさささ('∀'●)受験やらなんやら頑張ってました(( (2015年3月25日 0時) (携帯から) (レス) id: 9042a19f34 (このIDを非表示/違反報告)
エンジェル(プロフ) - みるるさん» そうだよ!悪いかwwwあけおめwww (2015年1月11日 15時) (レス) id: cfc6cc5418 (このIDを非表示/違反報告)
みるる - エンジェルさん» あけおめんめんことよろんろん!← ネットだけかwwリアルではコミュしょーとか?ww (2015年1月7日 15時) (携帯から) (レス) id: 9042a19f34 (このIDを非表示/違反報告)
エンジェル(プロフ) - みるるさん» ネットだけだけどな!www (2014年11月24日 17時) (レス) id: cfc6cc5418 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:エンジェル | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/gen.php/hp/
作成日時:2014年8月13日 3時