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第14夜 ~礼節と厳格から作られしジン~ ページ15

アラ「大丈夫かい?アリババくん」


アリ「大丈夫も何もねーよ!お前…スッゲーな!さっきのはなんだ?精霊か?魔法使いなのか?

お前、一体なんなんだよ…。もしかしたら、俺なんかとぜんぜん違う、スッゲーやつなのかも

しれねーなぁ…」


震えながらも、笑ってまくし立てるアリババ。するとアラジンは___


アラ「何って…アリババくん、僕は君と『迷宮攻略』に来た、君の友達さ!」


先程ジャミルに向けていた冷めたような目とは違い、綺麗な透き通った目で微笑み、

アリババを見つめた。アリババも少し驚いた表情をすると、すぐに笑い返事をして立ち上がった。


ピカーー


ふと、アラジンが笛を見ると、笛は光を発し、ある一つの壺に向かって光の道をつくっていた。


『・・・、そうだ、この迷宮は、確か・・・』









___アモン



彼女がそう呟くのと、アラジンが壺に触れるのは、ほぼ同時だった__その瞬間



バァァアーー!!



目をつむりたくなる程の光が当たりを覆い、先程まで石だった、壺や王冠が金や宝石に

変わりはじめたのだ。光が収まると…


あの小さな壺から、天井に届きそうな程の大きさの青い老人が出てきたのだ。

__そう、彼こそがこの迷宮のジン、アモン


アモ「誰だ?王になるのは……?」


威厳のある低い、少ししわがれた声で問う。そして、ジャミル、モルジアナ、

と順番に器を見極めていた。そしてアリババの番になると__


アモ「プッ……」


小さく吹き出して笑ったのだ。アリババは気に食わなかったらしく騒いでいたが…


アモ「ふう、さて……他には……おらんかの……?」


そして当たりを見回すアモン、するとアラジンとAと目があった


アモ「おお……?これはこれは……!『マギ』よ。二人もいらっしゃるとは……」


アラ「僕……とAおねえさんのこと?」


いきなり頭を下げられたことに戸惑うアラジンと、無表情で行く末を見据えるような

目をしたA、アリババもかなり戸惑っているようだった

第15夜 ~迷宮完全攻略~→←第13夜 ~創世の魔法使いマギ~



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爽やか会社員 - 終わるなんて、ぐすん、そぉんな。 (2020年8月14日 22時) (レス) id: 11099bdacf (このIDを非表示/違反報告)
みるる - エンジェルさん» おひさささ('∀'●)受験やらなんやら頑張ってました(( (2015年3月25日 0時) (携帯から) (レス) id: 9042a19f34 (このIDを非表示/違反報告)
エンジェル(プロフ) - みるるさん» そうだよ!悪いかwwwあけおめwww (2015年1月11日 15時) (レス) id: cfc6cc5418 (このIDを非表示/違反報告)
みるる - エンジェルさん» あけおめんめんことよろんろん!← ネットだけかwwリアルではコミュしょーとか?ww (2015年1月7日 15時) (携帯から) (レス) id: 9042a19f34 (このIDを非表示/違反報告)
エンジェル(プロフ) - みるるさん» ネットだけだけどな!www (2014年11月24日 17時) (レス) id: cfc6cc5418 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:エンジェル | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/gen.php/hp/  
作成日時:2014年8月13日 3時

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