+fifty-two ページ14
ギャラスタと会った日から数日後
事務所に正式に入社をして、私は芸能界へ一歩近づいた気がしている
今日はドラマの顔合わせがあるという事で、撮影場所にマネージャーさんと来ていた
意外にも、ドラマの撮影場所は普通の民家の様にも見える家で
この中に機材とか入れるのか・・・
本当に入るのかな
とはいえ、目に入る機材やカメラは当然初めて見るものばかりで
場違いじゃないのかな私
今日は私自身の撮影はないけれど、挨拶まわりをしなくちゃならないので来た
ぐるっと顔ぶれを見る限りテレビで見た事のある有名人ばっかりだ
なんて考えていると、後ろから肩を叩かれた
「こんにちは。俺、今回の撮影でお世話になる城戸 貴也です。よろしく」
焦って振り返ると、世に言うイケメンさんが立っていて、一瞬ほおけてしまった
「こちらこそ！すみません！音華 Aです。どうぞよろしくお願いします！！」
急いでガバリと頭をさげる
本当は新人の方から挨拶回らなきゃなのに！
私がこんなところに立ってたから・・・
「あはは、君慣れてない感じでいいね。西星の子とは思えないよ。怜治はひょうひょうとしてたからなあ」
「え？！」
カラカラと笑って言う彼の口からいきなり出てきた諏訪 怜治さんの名前に驚いて、相手の顔を見る
よく見れば、どうも見た事のある顔で
「もしかして、ギャラスタ7代目のリーダーの城戸さんですか？！」
そうならば妙に覚えがあったのも頷ける
匡君も大分お世話になったみたいだし
「君が西星の制服を着てたから、なんだか懐かしくてね。急にごめんね」
そう笑う彼の顔は、画面越しに見ていた物そのままだ
「未熟な私ですが、よろしくお願いします！」
隣のマネージャーからの強烈な視線を受けて、もう一度頭を下げた
ひえーこわいよ。視線が
挨拶や礼儀は基本中の基本だからと移動中の車で口すっぱく言われ
ここに着いた時の圧力がものすごかった
杏花さんこわいよー！いい人ではあるんだけど
「いろいろ不安だろうから何か相談とか、俺に言って」
城戸さんはそう言って紙切れを私に握らせて行ってしまった
「これ、連絡先？！」
「先輩なんですから、きちんと連絡して下さいね」
「は、はいっ」
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ミヤナ(プロフ) - ちょこけーきさん» ありがとうございます！よかった……ゆっくり付き合ってくれると嬉しいです、 (2019年10月10日 1時) (
レス) id: 7d8442c23e (このIDを非表示/違反報告)
ちょこけーき(プロフ) - プリスト覚えてます！続き楽しみです！ (2019年10月9日 0時) (レス) id: 2c59af6b14 (このIDを非表示/違反報告)
ミヤナ(プロフ) - ありさん» ありがとうございます！スローペースですが見守っていただいて本当にありがたいです。気ままに覗いてくれると嬉しいです！ (2018年11月29日 16時) (レス) id: a4048d58e0 (このIDを非表示/違反報告)
あり - 更新ありがとうございます！毎回続き楽しみにしてます！今後も無理なく続けていってくださると嬉しいです♪ (2018年11月23日 12時) (レス) id: ca66dee68c (このIDを非表示/違反報告)
ミヤナ(プロフ) - K&Tさん» ありがとうございます！よかったです。匡君のいいところがあんまりなかったので投下してみました。笑 (2017年7月2日 18時) (レス) id: aa710708db (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミヤナ | 作成日時：2017年2月2日 16時
