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+twenty-eight ページ30

「っ〜〜いててて」




「Aさん!!

今の!Be My Steadyですよね!僕たちの!」




入ってきたのは楓君で、走って来たのだろうか、少し汗ばんでいる




てか、なんか笑顔がキラキラしてる・・・




「Aさん踊れたんですか?!

びっくりです!今のって、妹尾さんの振り付けですよね!あんな激しいダンスなのに・・・」





ダンスを見られていた事の羞恥心がこみ上げてきて、取り合えず立ち上がると頬をかいた






「楓君?!えと、昨日のライブを思い出しちゃって!!真似!真似してたの、ごめんね」





こっそりギャラスタの曲を練習してたなんて本人に知られたらそりゃ恥ずかしいし・・・






実はギャラスタファンだってばれたかな?!





「じゃあ、初めて踊ったんですか?すごいです!!」





私の考えとは真逆に、素直に褒めてくれる楓君





「そう、かな?」





真似できたには、この学校に通うためにダンス教室通ってたし、そのおかげでもあるのかもしれない





「今は、ダンスの練習をしてたんですか?」





楓君は部屋の端にある机に荷物を置くと、ジャージの上着を脱ぎながら私に聞いた





「ち、違うんだ・・・

歌の練習をしようと思って・・・その、ダンスは体が動いちゃった的な・・・」





改めて考えるとはずいな・・・




私は、無意識に楓君から顔をそらす





「分かりました!歌ですね!

そういえば、演技の練習ばかりで歌の方は一緒に練習した事ありませんね・・・」




そう言うと、楓君は何やらガサゴソとカバンをあさりだした





「あ!ありました!」





そう言って取り出したのは楽譜





「もしかして、歌?!」





「そうです!作詞作曲って難しいですね

遊馬さんに少し手伝ってもらっちゃいました」





楓君ははにかむように笑うと、それを私に手渡してくれた





「僕の拙い音楽センスをお許しください

これでも、頑張ったんですよ?」





楓君はそう言って笑うけど、楽譜を見ただけでも素敵な曲である事は見てわかる






「す、すごいよ楓君!!遊馬さんに手伝ってもらったとしても、楓君の実力もちゃんと分かるよ!!」






楓君は素直に褒めてもらった事が嬉しかったのか、顔を赤らめてえへへと笑った





「じゃあ、この曲で練習を進めてもいいでしょうか?」





「もちろん!文句なしだよ!」

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色無夢飛(プロフ) - ミヤナさん» はい!応援してますね! (2017年1月17日 7時) (レス) id: ba00c9f584 (このIDを非表示/違反報告)
ミヤナ(プロフ) - 色無夢飛さん» 更新できてなくて申し訳ないです。泣。コメント嬉しいです!頑張ります!! (2017年1月17日 0時) (レス) id: 261374b970 (このIDを非表示/違反報告)
色無夢飛(プロフ) - ミヤナさん!応援してます)^o^ (2017年1月16日 16時) (レス) id: ba00c9f584 (このIDを非表示/違反報告)
ミヤナ(プロフ) - リン先輩さん» 死なないで下さい!!えっと、リン先輩さんが生きていられる様に頑張ります! (2016年4月16日 14時) (レス) id: a116cc9fd6 (このIDを非表示/違反報告)
リン先輩 - ああああああ!!匡まじ天使過ぎますよね!俺のこと、殺しにかかってますよね!?なんですかあの可愛さは!!あー、ミヤナさんの作品読んでたら死にそうですよ、どうしてくれるんですか( ˙-˙ ) (2016年4月13日 8時) (レス) id: c6e81934e3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ミヤナ | 作成日時:2016年2月22日 17時

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