今だけ、君を思ってもいいですか？【妹尾 匡】

+twenty-one ページ23

吉祥寺フェス当日



テーブルに朝食を2人分並べる



おばさんは今日は休みだからといって、お昼まで寝ているらしい




おばさんの分はラップに包んで冷蔵庫に入れる




お気に入りのエプロンを外すと




丁度匡君が起きた様でガチャリと扉を開ける音が聞こえた




少し作るのが早すぎたかと思っていたが丁度いいみたいだ




「おはようござんます

A、今日は早いんやな」





「匡君おはよう！うん！

朝ごはん、今日は食べてくでしょ？」





匡君はまだ準備はしていない様で、部屋着のままだ





「そうどすね」




それだけ言うと、イスに座って、いただきますとつぶやいて食べ始めた





私も向かいに座ると朝食を食べる





うん、今日もちゃんと美味しい




匡君に美味しくない物出す訳にはいかないしね






「匡君、今日ストライドの大会なんだよね」




「そうどすな」




少しこちらを見て答えてくれる





それが嬉しくて、ついつい話しかけてしまう



「緊張する？」




「緊張はしませんな、怜治さんを絶対勝たす

うちが負けることはありまへん」




「そのために、走り込んでたもんね」




匡君は努力家だ




そんなところが好きなのだから




自然と笑顔がこぼれる




「俺は、俺の走りをするだけや」




真剣な表情を浮かべる匡君にいつも言う事は一つ




「応援してるね！」




「そうやな・・・Aに、いや、なんでもありまへん

夕方には戻ってきますから」





匡君は、一度何か言おうとしたが言葉を飲み込んだ





匡君は食べ終わったようで、お皿をキッチンに置くと





部屋へ戻ってしまった





さっき飲み込んだ言葉が気になる




けど、いつもは匡君との時間が終わってしまって少し寂しい気持ちになる




今日は、試合を見に行けるから寂しさは感じなかった




今日は、ギャラスタのライブの後西星のストライドの試合




一番匡君の見える特等席を探さなきゃ




楽しみを胸に朝食をかみしめた









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えーすみません

盛大な勘違いをしていました

ゲームの方では匡君って1人暮らしとかではなく山根さんとバンちゃんと3人で暮らしているという設定なんですね・・・

今日知りました。泣

この小説では少し違う設定にしてあるので、そこらへんの設定載せますね！

備考

自分と匡君は東京のおばさん家にお世話になっています

詳しい設定は後で最初の設定に載せます！

ややこしくてすみません！

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