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？話 ページ1
椿side
「君は何なの…ッ」
『私？私は…真祖を殺すの真祖だよ…
だから真祖を殺して私も殺す』
真祖を壊すための真祖？
じゃあこの子は僕と同じで後片付けをするために生まれてきたの？
『ごめんね…お兄ちゃん…私も全部終ったら迎えに行くよ…』
その顔はどこか悲しそうで苦しそうでそれでも君は笑っていた
なんで？どうして？
君は何の罪なんだい？
虚飾はどんな真祖だった？
先生は最後君になんて伝えたの？
「僕も…それ手伝うよ…僕にも真祖を殺す力があるんだ」
『…私は君も殺す…一緒にいたら殺せなくなってしまう…』
君にもそんな感情があるの？
そんな事を言うのはそんな経験をしたから？
イヴはいるの？
「最後には自分で散るよ椿の花の最後のように」
『そう…君は先生が言ってた通りだね…
君も後片付けを頼まれた…先生は私と君にだけ期待をしている
虚飾のお兄ちゃんはその力を持っていなかった
そして後片付けの事も知らなかった』
そう…ひとりだと思っていただけど1人じゃなかった
「僕は椿…君は先生から貰った名前はある？」
『椿…いい名前だね…私は、ゼラニウム…ようやくこの名前の意味が分かったよ…』
ゼラニウムの花言葉は
赤だったら、君ありて幸福
黄色だったら、予期せぬ出会い
ピンクだったら、決心、決意
白だったら、私はあなたの愛を信じない
深紅だったら、憂鬱
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作者名：ちゅるぎ☆ | 作成日時：2016年8月28日 19時
