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不意に彼女は振り向きこちらに向かってこう言うのだ、
｢ロボロ！ロボロが幼なじみで、よかった！！ずっと大好きだよ！！！｣
俺にとっての呪いの言葉を
｢ええから！わかってるから！はよいけ！｣
彼女は楽しそうに無邪気に笑ってまた走り出した。
｢………ほんま、ずるいわ｣
簡単に捕まえさせてくれへんくせに、人の心は離してくれへん。それ、今フッたやつに言うセリフやないやろ。だけどこれも幼なじみの特権やと思うと、悪くないなって思う自分がいた。
……当分は諦められへんな。
｢大丈夫か、ロボロ｣
｢！……大先生｣
｢酷な事言うてったなあ、ほんま。無自覚やから余計タチ悪いわ｣
そう言ってカラカラと大先生は笑った。
｢あんさんいつから聞いてたんや？｣
｢んー、ひみちゅ。……でもあれやな、アッサリとられてもーたなあ……………｣
細く呟いた大先生の言葉に俺は目を見開いた。途端にひときわ強い風が吹いて、大先生の少し長い髪を揺らす。
大先生は愛おしげな目で、ずっと眺めていた彼女が走っていった方向から目を逸らしこっちを見て、すこし悲しげに微笑んだ。
｢……大先生、ラーメンでも行こか｣
｢えぇ〜野郎二人で行って何がおもろいねん。……とまあ冗談はここまでにして。いこいこ、なんか腹減ってきたわ｣
ほんまこいつ……でもまあええわ、今日は。
(俺らの方が先に好きになったのになあ)
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ねこ(プロフ) - 残念なうずらさん» うあー！コメントありがとうございます！嬉しくてにへにへしちゃいました…笑 私もイメソン大好きオタクなので共有出来て良かったです^^ この度は、最後までお付き合い頂きありがとうございました！またどこかで会えましたらよろしくお願い致します…♡ (5月7日 5時) (
レス) id: add6e87120 (このIDを非表示/違反報告)
残念なうずら(プロフ) - 完結おめでとうございます。手に汗握りながら最後まで見届けさせていただきました。当方、事あるごとにイメソンを探し漁るオタクなためあとがき非常に助かりました。また読み返しながら聞いてみようと思います。この度は素敵な作品をありがとうございました！ (5月7日 0時) (レス) @page45 id: fce40baecb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ねこ | 作成日時：2023年4月15日 23時
