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☆*°
なんで、何でこんなことになってるんや。
｢まって！まってやグルッペン！！！｣
俺を抱えて素早い動きで駆け抜けるグルッペンの背を必死に叩いて抵抗した、やけどこの男には一ミリも効いてない様子で一向にスピードが弱まる気配が無い。
教会に襲いかかって来たアホみたいな数の悪霊をAちゃんは私が浄化するって言うて俺たちを逃がした。
確かに俺らの中で一番強いのはAちゃんやし、適任なんは分かってる。でもいくら彼女やと言えあの数を一人で相手するのは厳しいはずで。彼女の言葉が頭の中に木霊してる。心配させまいという表情で笑って俺の事を大切やって言うてくれた。そんなん、そんなん……
｢俺も君の事が大切やねん……｣
グルッペンの背中を力なくひと叩きしながら言うたら、グルッペンはスピードを弱めて止まった。雑に俺の事を下ろしたかと思うと一言も喋らず立ち尽くす。周りを見たら全然知らん景色が広がってて、多分教会からは結構離れたんやろう。黙ったままの蝙蝠みたいな男に投げかける。
｢なあ、戻ろうや。グルッペン。Aちゃんを一人にはできへん｣
｢……アイツは覚悟の上で残った｣
｢は……？｣
グルッペンの表情は見えへんくて、やけどその言葉の意味はしっかり理解出来て。つまりその言い方やったら、
グルッペンを放っておそらく来た道であろう道を走る。神様、どうか彼女が無事でありますように。祈る事しか出来へん自分に苛立って、あの時兄さんに言われた言葉が、兄さんの表情がずっと浮かんでた。
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ねこ(プロフ) - 残念なうずらさん» うあー！コメントありがとうございます！嬉しくてにへにへしちゃいました…笑 私もイメソン大好きオタクなので共有出来て良かったです^^ この度は、最後までお付き合い頂きありがとうございました！またどこかで会えましたらよろしくお願い致します…♡ (5月7日 5時) (
レス) id: add6e87120 (このIDを非表示/違反報告)
残念なうずら(プロフ) - 完結おめでとうございます。手に汗握りながら最後まで見届けさせていただきました。当方、事あるごとにイメソンを探し漁るオタクなためあとがき非常に助かりました。また読み返しながら聞いてみようと思います。この度は素敵な作品をありがとうございました！ (5月7日 0時) (レス) @page45 id: fce40baecb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ねこ | 作成日時：2023年4月15日 23時
