４ 評価 ページ4
早速Aは小説を書き始めた。
それは、二人の少女の温かい友情物語。
Aが憧れていた友人関係を、文字におこすのだ。
出だしは、
”「ずっと友達だよ！」
「勿論、ずっと一緒にいようね！」
そんな子供の約束は、すぐに引き裂かれることになる。”
にした。
ここまで書いた途端、Aの頭の中に大量の文章が流れ込んできた。
「！？」
Aは思わず頭に手を添える。
文章の濁流が収まった頃、再びスマホの画面を見て物語を進めようとしたAは違和感に気づいた。
(続きが・・・続きのアイデアが、溢れ出てくる・・・？)
そう、これからの展開をどのようにするかが、まるでダムが決壊したように出てくるのだ。
勉強しているときでさえ全くそのようなことはなかったのに、とAは衝撃を受けた。
しかし、驚愕すべきことはそれだけではなかった。
Aの小説が驚くほど評価されたのだ。
”文章力がすごいです！”
”文章の書き方が好き”
”なんか秒で引き込まれたんやけど何？”
実は、ここでAの知識がふんだんに活用されていたのだ。
本人に自覚はないようだったが、今まで身につけてきた文章を書く力が最大限に発揮されたのだろう。
Aは反応の良さに少々驚いたものの、その評価に喜び感じ、さらに続きを書き進めていった。
その日、部屋にはAがスマホの画面を打つ微かな音ばかりが響いていた。
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リアナ-璃亜那-(プロフ) - レミードールさん» ありがとうございます！違和感のある文章等ありましたら遠慮なく言ってくださいね！ (2021年9月21日 15時) (
レス) id: 6afe7efa1d (このIDを非表示/違反報告)
レミードール - とっっっってもおもしろいです！ (2021年9月21日 15時) (レス) id: 2c7b3635e5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リアナ-璃亜那- | 作成日時：2021年7月24日 12時
