予感65% ページ16
ふいにノックもなく病室の扉が開いた。
外は茜色に染まっている。
入って来たのが看護師さんではない事は明確だ。
「いらっしゃい、国見」
泣いた跡がちゃんと隠れるように、
国見に悟られないように
笑った
けれど、彼はうつ向き加減で椅子に腰かけるだけ。
僕は彼から視線を外し、茜色の空を睨んだ。
なんて、無慈悲な空なんだろう
人の心も知らないで
なんで、こんなに綺麗な空なんだろう。
「負けた」
何時間も、何日も、何年も経ったような長い時間が過ぎたある時、ポツリ、国見が溢した言葉とソレはベッドに小さな水溜まりをつくって、
「やだな、」
また、目が腫れてしまう。
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辛し明太子(プロフ) - 伊邪薙さん» ありがとうございます!!今まで読んでくださったのですね!感謝感激ですっ (2016年3月7日 6時) (レス) id: 03d4ec0989 (このIDを非表示/違反報告)
伊邪薙(プロフ) - 完結、おめでとうございます!! (2016年3月6日 23時) (レス) id: 21231e274d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:辛し明太子 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/200070252/
作成日時:2016年2月7日 13時