努力の天才 ― 3 ― 【ハイキュー！！】【男主】 (ページ12)

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宇都見くんと狂犬ちゃんページ12

春高前ある日の部活風景
(青葉城西高校男子バレー部日誌抜粋)

「こんにちは。京谷さん連れて来ました」

僕が挨拶しながら体育館に入ると皆が目を丸くしてこちらを見た。

否、僕が首根っこを掴んでいる京谷さんの方を見た。

「テメｯ、A！！クッソ！騙された！！」

「え、Aちゃん？どうしたの？」

「え、」はコッチのセリフです

「いや、先輩方が京谷さんが部活に顔を出されていないのを気にしていらしたので、」

連れて来ました

そう言って、京谷さんを体育館の中へ放る。

なんかキャンキャン吠えているが気にしない。
それより、今までサボっていた分を取り戻してもらわないと

「お前、いつ狂犬手懐けたんだよ」

ニヤニヤ顔の花巻さんと松川さん。
お二人ともこういうの好きだなぁ．．．

「まぁ、ちょっと色々あったんです。」

僕が京谷さんと初めて会ったのは、まだバレー部に入部する大分前のことだ。

お昼休み、屋上のフェンスで絵を描いていたら急に屋上の扉が開いて、

あ、コレ、デジャブだ。

「どうしたんですか？」

と社交辞令で聞いてみても答えてもらえなかったので某コンビニチェーン店のチキンを囮に使ったら、

まぁ、なんということでしょう。

「先公から逃げて来た」そうです。

それから屋上は京谷さんの隠れスポットになり、

「京谷さん！先生が今、屋上に向かって来て．．．！！」

いや、我ながら良い演技だったと思います。

「良い隠れ場、見つけたんですけど、」

そして、無事体育館到着です。

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なんかすみませんっ！

最近シリアスで．．．
狂犬ちゃんと夢主くん接点ないじゃん！
よし、せっかくだからおもしろ可笑しくいきますか！

と、なったんですが、

可笑しくもおもしろもなかった．．．

すみません。