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40冊目 美海さんより(日) ページ40

菊さんの家にお邪魔すれば、
気持ちよく寝ていた菊さん。
名前を呼んで、体を揺らしてみれば、
少し、声を上げた。


「…ぁ、Aさん、ですか?」


「えぇ…、大丈夫ですか?
顔色が悪い見たいですけど…」


起きたばかりなのか、
それとも本当に体調が悪いのか分からないけど、
その顔色は青白く、とてもじゃないけど、
大丈夫そうには見えなかった。


「喉が…、乾きました」


「水、持ってきますね」


そう思って立ち上がって瞬間、
グイッと手を引かれ、菊さんの上へ倒れ込んだ。


膝の上へ乗せられると、
腰に腕を回される。


「菊さん…?!離してください…!」


それでも菊さんは、
腕の力を緩めることなく、
無言で私の肩に顎を置いた。


「どうしたんですか…、
いつもと何か…、違います」


私が違和感を覚えたとき、
肩に何か鋭い痛みを感じた。
同時に、何かを吸う音。


「ん…ッ、はぁ…、
流石、貴方の血は美味しいですね」


「血…?」


薄く笑う菊さんの口からは私の血が流れていた。
同時に、私の肩からも、
血が零れ堕ちた。


「もう少し…」


「え、菊さん…!」


「ん…は…ッ……」


襟元をずらし、肩まで肌が露わになる。
菊さんの手元は、段々と胸元に近づく。


「Aさん、ヴァンパイアって…、
信じますか?」


視界が一変すると、
私は布団に押し倒された。
足の間に菊さんが体を入れた。


「菊さ…」


「どこが一番美味しく吸えるか…、
試してみましょうか」


怪しく笑った顔を最後に、
菊さんはまた、私の肌に口をつけた。
―――
美海さんより
ふへぇ…。なんか色々案はあったんだけど
こんな感じになったwww
どうでもいいけど
今日は友達の中国人と阿波踊りや!!
めっちゃ楽しみwww

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設定タグ:カレハ , ヘタリア , オーダーメイド   
作品ジャンル:アニメ
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幸せすギルあっちゅん(プロフ) - カレハさん» 珍しいか?(笑)マジかwwwいいぜ!裏切ってみろよ(笑) (2015年10月29日 0時) (携帯から) (レス) id: 9a65b8c3df (このIDを非表示/違反報告)
カレハ(プロフ) - 幸せすギルあっちゅんさん» あっちゅんから方言が出た!!珍しぃ...。まぁ、今書いてる方の小説でも裏切らせてもらう!! (2015年10月28日 23時) (レス) id: 3f03be5c9e (このIDを非表示/違反報告)
幸せすギルあっちゅん(プロフ) - カレハさん» よぅわからんばい(笑) (2015年10月28日 23時) (携帯から) (レス) id: 9a65b8c3df (このIDを非表示/違反報告)
カレハ(プロフ) - 幸せすギルあっちゅんさん» なんか楽しいじゃん!この…裏切られた感がたまらねぇ…!! (2015年10月28日 23時) (レス) id: 3f03be5c9e (このIDを非表示/違反報告)
幸せすギルあっちゅん(プロフ) - カレハさん» ドSかよwwwww (2015年10月28日 18時) (携帯から) (レス) id: 9a65b8c3df (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:カレハ | 作成日時:2015年7月25日 23時

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