164 後編 ページ46
A 「とも…くんハァごめんね…ハァ」
桐山 「A、お願いだからしゃべらないで」
A 「愛…してる。葵唯たちのこと…ハァハァ守ってあげてね。ずっと…私の、分までハァ愛してあげてねハァハァ」
神ちゃんが握っていたAの手が下にガクンっとさがった
神山 「A?、A!」
濱田 「移すよ。いち、に、さん!!」
ストレッチャーに移した時だった
1番聞きたくなかった音が鳴り響いた。
中間 「VF!!」
濱田 「心マする。このまま救命の処置室運ぼう。俺はストレッチャー乗る。…除細動器準備!150でチャージして!照史、バックマスク!1.2.3.…10。」
看 「チャージできました。」
濱田 「離れて!…神ちゃん、離れて」
花奈に近づこうとするのを俺が止める。
バァッン!
その音とともにAの身体が跳ね上がる。
看 「戻りません。」
濱田 「もう一度150で」
バァッン!
Aの身体は再び跳ね上がる。
看 「戻りました。」
中間 「オペ室空いてる?」
看 「今オペが重なっていっぱいだそうです。」
濱田 「このままここで処置する。」
桐山 「濱ちゃん、Aのこと頼んだ。俺と淳太くんは神ちゃんについてる。」
濱田 「了解。」
142人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
kumosora(プロフ) - 始めまして、コメントさせていただくのは初めてです。奇跡と絆ずっと読ませていただいてます。医療系が好きでとても大好きです。メンバーの7人の模写も大好きです。スランプだと書かれていましたが、主様のペースで大丈夫だと思います。私はずっと待ってます!!! (10月28日 8時) (レス) @page36 id: 43d94c30dc (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:クローバー | 作成日時:2023年5月5日 12時