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神山side
時刻は18時半を少し過ぎたところ。
残っていた書類仕事も終わり
家に帰ろうとしていた時、小瀧先生が焦った様子で
救命の医局にやって来た
小瀧 「神ちゃん!…Aが、、。」
神山 「…えっ?」
…
連れてこられたのはICU。
神山 「…A、、っなんで?」
小瀧 「…Aの状態について説明する。…一緒にきてほしい」
そう言って個室に入った。
そこには濱ちゃんもいた
…
小瀧 「…17時頃、Aと紬葵ちゃんが乗っていた自転車と自動車の衝突事故があった。
紬葵ちゃんは手と足の骨折。ただ、Aは腹腔内出血が酷くて手術した。お腹の子は、女の子と男の子で今はNICUで経過観察してる。幸い、ヘルメットを被っていたから頭に異常は無かった。でも、手術は成功したけど腹腔内の出血が酷くていつ目が覚めるかは俺たちも分からない。」
濱田 「今回の事故の影響で心筋の状態がさらに悪くなってた。このままだと心筋炎…もっと悪くなれば拡張型心筋症になることも可能性としてはある。今すぐにでも手術した方がいいけど、手術に耐えられるかが分からないから意識が回復するのを待った方が良い。ただ、意識が回復するまでの間に急変する可能性もある。急変した場合、緊急オペをすることもあるから神ちゃんの同意が必要になる」
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kumosora(プロフ) - 始めまして、コメントさせていただくのは初めてです。奇跡と絆ずっと読ませていただいてます。医療系が好きでとても大好きです。メンバーの7人の模写も大好きです。スランプだと書かれていましたが、主様のペースで大丈夫だと思います。私はずっと待ってます!!! (10月28日 8時) (レス) @page36 id: 43d94c30dc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:クローバー | 作成日時:2023年5月5日 12時