奇跡と絆 Ⅴ (ページ3)

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濱田side

それは

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病室の見回りをしている時に起きた。

Aの病室に行った時、

モニターに映る血圧を示す数値が下がった

濱田「…A？」

Aに呼びかけた時モニター音が病室に鳴り響いた。

ナースコールを押す

看【結城さん、どうされました？】

濱田【医師の濱田です。患者が急変しました。エコーと除細動器持ってきて！】

看【はい！】

濱田「A？Aっ！頑張れ！」

看「持ってきました！」

濱田「小瀧先生と桐山先生、重岡先生呼んでください」

看「はい。」

…

小瀧「…状態は？」

一番はじめに病室に入ってきたのは小瀧先生。いつもと同じで冷静な小瀧先生だった

濱田「5分前から血圧が下がってる。」

小瀧「エコーちょうだい」

桐山「お待たせ。…脈拍、下がってきた」

重岡「除細動器準備して」

濱田「っくそ！VF！除細動器！…150でチャージして！」

看「はい！…チャージできました」

濱田「離れて！…」

ﾊﾞｧｯﾝ！

その音と同時にAの身体が大きく跳ね上がった

看「戻りません。VF続いてます。」

…

濱田「…もう一度150でチャージ」