奇跡と絆 Ⅴ (ページ16)

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小瀧side

最近、神ちゃんとAの様子がおかしい。

今日は
救急科の方で仕事をしているA。

運ばれてきた患者さんの緊急オペで
Aが執刀医で神ちゃんが第一助手をしていた

オペは順調に進んで…。

A 「あとはお願いします」

オペの最終作業を神ちゃんにお願いして
Aはどこかへ行ってしまった。

ナースステーションにも医局にもAはいなかった。

…

…

数時間後
Aを見つけた

Aは

小児救急科近くの中庭に居た。

…

小瀧「A、」

A 「っなんでいるの。」

小瀧「…今日の夜、照史の家に行くことになってる。Aも一緒に行ってちゃんと話そう。ずっとこのままでいいなんてAも思ってないでしょう？だから、ちゃんと話そう」

A 「っそのことなら、もう十分話した！
今話したところで同じだよ」

小瀧「A、聞いて。…神ちゃんも照史もしげもみんなAの身体を心配してるの。Aが頑張りたいのも分かるよ。でも頑張りすぎて倒れちゃったら意味ないでしょう？」

A 「ん、ごめん」