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※キャラ崩壊注意報
「いや可笑しいだろ!!」
いきなり叫んだロヴィ。
いつもどうりの会話をしていた私達は不思議なものを見るかのように振り向いた(らしい)。
「はいっ?!」
「何がだ?」
「いや何で2人して俺が可笑しいこと言ってるみたいな顔してんだよ!!可笑しいのは寧ろそっちな?!
まずカークランドさん!!アンタなに流れる様に告ってんですかそれゲルマンじゃなくて俺らラテンの仕事!!」
びしぃっ!!と指指すロヴィを元ヤン特有のメンチ切りで見るアーサー。
ガラ悪いよ!!
「あ?好きなやつ口説くのに仕事も何もあんのか?」
「無いですねスミマセン!!」
「ぷーっ。だっせぇロヴィ」
「てめぇもだAーーーー!!!!!!!何告白華麗にスルーしちゃってんだよカークランドさん可哀想だろ!!」
「あんな告白に毎日付き合ってたら死んじゃうってー。人生楽しく生きようぜー?」
「くっそぉこいつと会話は出来ねぇのか!!」
ガッテム!!と言いそうなレベルで勢い良く床へ沈むロヴィ。
あっ、今すっごくいい音した多分ロヴィの膝死んだわ。
「ゔぉああああ…。痛てぇぞちくしょー」
「あああ何してんのアンタ。ほら膝見せてみなよ」
「ヴァルカス実は馬鹿だろ。…A。救急箱何処だ?」
ロヴィの膝の様子を確認しつつアーサーから聞かれた救急箱の位置を思い出す。
「下着類がいっぱい入ってる夢のクローゼットの中」
「よっしゃあ取ってくる」
「アンタの大好きな紐パンは入ってないからね」
「何だよじゃあ辞めるわ」
「クズだなマジで!!!!!!!」
と言いつつもちゃっかりクローゼットの方に歩くアーサーはほんとに変態紳士だと思います。
あっ、因みに下着類は入ってないよ?
「ここに一応湿布貼るから貼ったら帰りな?そろそろ人の目も多くなるし」
「…おう」
「心配しないでよぉ。私はヘーキ」
元気な笑顔を作ると、ロヴィの表情が曇る。
まるで私が晴れで、ロヴィが曇りのよう。
「それは、カークランドさんがいるから?」
「違うし。変なこと言わないで。ロヴィが1日居てくれたからここまで元気になれたんだよ」
「A…」
「んふふっ。帰りも来た時と同じ様に帰れる?」
「行けると思う」
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作者名:水道の花子さん。 | 作成日時:2017年2月14日 13時