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怒涛のﾍﾀﾘｰﾗﾝﾄﾞから2日｡
ベルーナとエリザベータはﾍﾟﾁｬｸﾁｬと教室で話していた｡
ベルーナ､エリザベータはいつも一緒にいるAと違い寮暮らしではないのでこうしてAが来るまでは2人で話す事が多いのだ｡
そこにかかる一つの声｡
「おはよう」
「あらA｡おはよ…」
「A!!おはようさ…」
挨拶をしてきた少女に挨拶を返そうとした2人｡
しかし挨拶は途中で終わった｡
2人揃って開いた口を開いたままで少女の隣を向いている｡
そこにいるのは｡
「アーサー…?!」
「なんでAと学校来とんの?!」
W学園生徒会長､アーサー･カークランドだった｡
彼はAと共に仲良さげに手を繋いで学校へ来たのである｡
「同じ寮暮らしだから一緒に来たんだよ」
「へぇそうなん…ってちゃうやろ!!」
「うぐっ?!」
ベルーナの綺麗なﾉﾘﾂｯｺﾐがアーサーの横っ腹にﾓﾛに突き刺さる｡
いくら女子とは言えど元ヤン｡
そして元ヤンと言えどﾉｰﾏｰｸだったアーサーは崩れ落ちる｡
その事によって離れた手をﾌﾟﾗﾌﾟﾗと振りながらAは自分の席に着いた｡
彼氏(?)になんて扱いをするんだ､と言いたくなったのはエリザベータだけの秘密だ｡
「ほら､早く自分の教室行きなよアーサー｡私騒ぎになるのやだ」
「わっ､分かってるっつうの…｡べっ､別にお前の為じゃなくて俺のた」
「分かったから早く行ってってば｡うっさい」
「っ…!!Aのばかぁ!!」
そして負け犬の様に去っていくアーサー｡
ﾋﾟﾗﾋﾟﾗと片手を振りながら教室を出ていく彼を見つめたA｡
W学園は朝から大騒ぎとなった｡
「ちょっ!!Aさん!!いつからｶｰｸﾗﾝﾄﾞ君と?!「え?!付き合ってたの?!」「だけど別れたんだよね?!」「別れてまた付き合ったの?!」「なんか前よりも距離近くない?!」
「「「「「「「ねぇｶｰﾁｪｽﾄさん!!」」」」」」」
…ちなみにｶｰﾁｪｽﾄ､と言うのはAの苗字である｡
そんな御本人､Aはと言うと…｡
「…ﾁｯ｡だから騒がれたくないって言ったのに」
鬼も泣いて逃げるかのような形相で前を睨んでいた｡
そして未だに騒ぐｸﾗｽﾒｰﾄを牽制するかのように勢いよく立ち上がる｡
ｶﾞｯﾀｰﾝ!!と大きな音を立てて倒れる椅子｡
ｼｰﾝ…と静寂が訪れた｡
「私とアーサーは付き合ってない」
きっぱりと言い切るA｡
未だに何か言いたそうなｸﾗｽﾒｰﾄに向日葵のような笑顔を向ける｡
「お願い｡これ以上詮索はしないで?」
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水道の花子さん。(プロフ) - なつみかんさん» ありがとうございます｡楽しんでもらえるように尽力する次第でございます (2017年1月30日 18時) (
レス) id: 7669f7e486 (このIDを非表示/違反報告)
なつみかん(プロフ) - わゎっ...落ち��に決まったんですね！楽しみです！！頑張ってください（≧∇≦） (2017年1月30日 18時) (レス) id: 5e41aa0a5a (このIDを非表示/違反報告)
水道の花子さん。(プロフ) - なつみかんさん» ��ですか!!なつみかんさん流石です!!��になりましたら頑張ります!!ただ私にそれ程の文章力があればですが!!((( (2017年1月25日 6時) (レス) id: 7669f7e486 (このIDを非表示/違反報告)
水道の花子さん。(プロフ) - たんばりんさん» たんばりんさんコメントありがとうございます!!ロヴィ!!良いですよねロヴィ!!(ﾃﾝｼｮﾝが高い)スペイン親分…!!本当に予想を裏切らない反応ありがとうございます!!超面白いと言ってもらえて嬉しいです!!これからも面白さを追求できるよう頑張ります!! (2017年1月25日 6時) (レス) id: 7669f7e486 (このIDを非表示/違反報告)
なつみかん(プロフ) - ��という選択肢があるのなら、��がいいですね、はい。 (2017年1月25日 1時) (レス) id: 5e41aa0a5a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：水道の花子さん。 x他1人 | 作成日時：2016年10月29日 21時
