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『続いて、警察の方からの感謝状です。2年、A･カーチェスト』
「はい」
全校生徒の前で学園長から賞状を貰う。
私の腕が届ききらなさそうな程大きな感謝状。
そこまで感謝されるような事してないんだけどなぁ。
『えー、カーチェストさんは、我が校の生徒を変出者から守ったという果敢な事をしてくれました。 カーチェストさんに拍手を』
ﾊﾟﾁﾊﾟﾁ…と疎らな拍手。
ここで盛大な拍手されても困ったし、これくらいが私には似合っている。
集会も終わり、教室へ戻っている途中、肩を叩かれた。
この肩の叩き方は一人しかいない。
振り向くと、ごんぶとまゆ毛が。
「今度は何…カークランド」
「だからアーサーだっつってんだろ」
「彼氏でもない人を名前呼びする理由が分からない」
「だったら彼氏にさせりゃいいだけの話だろ」
「…そういう話じゃないでしょ」
肩からカークランドの手を払い落とし、歩き出す。
しかしカークランドは懲りることなく、今度は腰を(腰を！)抱いてきた。
「あのねぇあんた…普通はあの時で諦めるでしょ」
あの時、と言うのは前のページの話である。
説明はする度に顔が赤くなるので絶対にしない。
…別に照れてる訳じゃないし。
「好きな人がいるなら、俺を好きになればいいのに」
「馬鹿言わないで。好きな人がコロコロ変えられたらそれこそクズじゃん」
「そういうと思った。そういう所、すげぇ好き」
「そう。私はあんたのそういうとこ、大嫌いだけどね」
教室につくから離して。
そういうと大人しく離すカークランド。
随分と呆気なく離すものだ。
ぽかん、と不覚にもしていると、にやにやしながら顔を近づけてきた。
「なんだよ。寂しいのか？」
「冗談は眉毛だけにして。な訳ないじゃん」
「ふぅん。…放課迎えに来るから大人しく待ってろよ」
ちゅ、と額にキスをしやがったカークランドは、微かに鼻歌を歌いながら隣の教室へと戻って行った。
「あんの、クソ野郎…！」
どうせ出ていかせる暇もなく来るくせに。
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水道の花子さん。(プロフ) - なつみかんさん» ありがとうございます｡楽しんでもらえるように尽力する次第でございます (2017年1月30日 18時) (
レス) id: 7669f7e486 (このIDを非表示/違反報告)
なつみかん(プロフ) - わゎっ...落ち��に決まったんですね！楽しみです！！頑張ってください（≧∇≦） (2017年1月30日 18時) (レス) id: 5e41aa0a5a (このIDを非表示/違反報告)
水道の花子さん。(プロフ) - なつみかんさん» ��ですか!!なつみかんさん流石です!!��になりましたら頑張ります!!ただ私にそれ程の文章力があればですが!!((( (2017年1月25日 6時) (レス) id: 7669f7e486 (このIDを非表示/違反報告)
水道の花子さん。(プロフ) - たんばりんさん» たんばりんさんコメントありがとうございます!!ロヴィ!!良いですよねロヴィ!!(ﾃﾝｼｮﾝが高い)スペイン親分…!!本当に予想を裏切らない反応ありがとうございます!!超面白いと言ってもらえて嬉しいです!!これからも面白さを追求できるよう頑張ります!! (2017年1月25日 6時) (レス) id: 7669f7e486 (このIDを非表示/違反報告)
なつみかん(プロフ) - ��という選択肢があるのなら、��がいいですね、はい。 (2017年1月25日 1時) (レス) id: 5e41aa0a5a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：水道の花子さん。 x他1人 | 作成日時：2016年10月29日 21時
