４舎 ４５ ページ47
ムサシさんが眠りについてから
数時間後。
そろそろ起床時間が近くなってきた。
貴「ムサシさん、そろそろ起きてください」
ム「う〜……ん？！」
身体を揺らすと、ムサシさんは
不機嫌そうに唸った後
上半身を勢い良く起こした。
貴「おはようございます、ムサシさん」
ム「あ、うん……おはようAちゃん(俺、あれからずっと膝枕されてたの？！てっきり途中で帰るもんだと思ってたんだけど……ずっと傍に居てくれてたんだ////)」
ずっと同じ態勢でいたので
軽く体をほぐしながら
何やら悶絶しているムサシさんに
声を掛ける。
貴「で、よく眠れましたか？」
ム「うん、かなり爆睡した」
貴「でしょうね、途中で寝言言ってましたしｗ」
ム「え”」
そう言った途端
焦りだしたムサシさん。
ム「え！？ちょ、俺何言ったの？！」
私の肩を掴んで前後にゆすりながら
「俺変なこと言ってないよね！？」と
必死になるムサシさん。
私だから大丈夫ですが、
そんなに激しく揺さぶると
大抵の人は気持ち悪くなってしますよ？
貴「いえ、変な事は言っていないですよ。だた、凄く楽しそうに『ビールもう一杯持ってこ〜い』と言ってはいましたが」
ム「あぁ……それならいいや」
そう言ってパッと手を離したムサシさん。
……良い、悪いの基準は
何なんでしょうか？
貴「取り合えず、私は職務に戻ります。ムサシさんも準備しておいてくださいね」
ム「うん、今日は特別講習の日だからね。楽しみだったんだよね」
貴「それは良かったですね。では、また後程」
ム「また後でね〜」
その後は、特別補習の準備や
書類仕事などをいつも通りこなした。
それから数日が経ち
私は４舎から３舎へ移動する事になった。
見送りには犬士郎さんや玄狼さん達、
そしてムサシさんが来てくれた。
犬「君ならば心配ないだろうが、次の舎でも頑張ってくれ」
貴「はい、お世話になりました」
玄『体調管理はしっかりしておくのだぞ』
貴「はい、分かってます。玄狼さんもしっかり予防接種受けに行ってくださいね？」
玄『……その内行く予定だ』
犬「ならば一週間後に全員受けに行くぞ」
全『え”』
あ、全員固まりましたねｗ
まぁ、予防接種は痛いらしいですから
仕方ないかもしれませんね。
ム「次にここに来るのは数週間後かぁ、たまには会いに来てね？」
貴「こちらに来る機会があったらで良ければ」
そんな風な会話を交わした後
私は３舎に向かうモノレールに
乗り込んだ。
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SHANA(プロフ) - はい、楽しみにしてますね！ (2018年1月1日 0時) (
レス) id: a25e95bc5d (このIDを非表示/違反報告)
魔夜魅月(プロフ) - SHANAさん» コメントありがとうございます！続編も楽しんでいただけるよう頑張りますね！ (2017年12月31日 23時) (レス) id: 24c3ac3236 (このIDを非表示/違反報告)
SHANA(プロフ) - 続編楽しみにしてます！続きとってもきになりますね！毎回楽しみです！ (2017年12月31日 23時) (レス) id: a25e95bc5d (このIDを非表示/違反報告)
忍 - 大丈夫です！ (2017年12月17日 9時) (レス) id: d3e7e2edb6 (このIDを非表示/違反報告)
魔夜魅月(プロフ) - 忍さん» 忍さんコメントありがとうございます！それと、胃は大丈夫ですか？！ｗ (2017年12月16日 14時) (レス) id: 24c3ac3236 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：魔夜魅月 | 作成日時：2017年12月7日 1時
