今日:2 hit、昨日:0 hit、合計:2,108 hit
小｜中｜大
2 ページ2
＊
涼太Side
今から約1年ちょっと前…
「おーい 涼太ぁ！」
俺を呼ぶのは親友のあらん。
「ちょい来てぇー！」
眠たい目を擦りながらあらんの元へ行くと、なぜかニヤニヤして俺を見てきた。
「なにー？」
そう言うと、にやけ顔のまま
「なぁ、来年の入学生にめっちゃ可愛い子入るんだって！知ってた？？」
と、たずねてきた。
(可愛い子って…あらんは誰でも可愛いって言うじゃんか‥)
そう思いながらも“ん〜 そうなんだぁ”って答えておいた。
「俺 狙っちゃおうかな〜っ」
そんな事を聞きながら 自分の席に戻り、顔を机に伏せた。
(あらんはいつでも、余裕ぶっこいてんなぁ)
小さな寝息を立てて、そのまま浅い眠りについた。
＊
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ほじゅほじゅ | 作成日時：2015年2月24日 0時
