【銀魂】万事屋一の美少女は金より銀がお好き

夕暮れ、橋の上にて ページ8

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「妙なこと考えてませんよね、銀時様」


「･･･妙なことって？」


たまの問いに銀さんが橙に染まった水面を見つめながらそう返す。


「いえ･･」


口ごもるたま。しかし、たまの言わんとすることはなんとなく分かる。



「俺が全部ほっぽり出してどっか行っちまうってか？」


「「･･･」」


「正直言おうか？毒気が削がれちまったって。人から掻払った立場にしちゃあ良くやってやがったな。仲間思いで、仕事もよくできて、俺が居ない間も仲間を守ってくれてた。

過去が偽りでも、そいつは真実だよ。

あれがてめー等の作った理想のリーダーってなら、それを潰してまで、うまいこと行ってるアイツ等の生活壊してまで俺の戻る意味はあるのか、そう思った」


「「銀さん/銀時様 ･･･」」



「―――――だから、覚悟を決めたのさ。

一つ約束して欲しい。
俺がどんなことになっても、例え倒れることがあっても、アイツ等には手を出さないで欲しいんだ。

その代わり約束するよ、仲間に首を切られようが、帰る場所が無くなろうが、俺は奴から取り戻すよ。どんなみすぼらしい現実でも、俺たちがこの手で作ってきた真実を。

A、たま、俺を見くびるなよ。テメー等はどんなになっても俺の味方だった。そのお前らをこんな見知らぬ世界に置いて、一人で逃げられると思うか？俺ァ置いていかねぇよ、誰も」



「銀時様･･。」



そう呟くたまの目には、ホッとした様な色が浮かんでいたように感じた。

韓流ドラマの見すぎ→←銀さんだから

ラッキーキャラ

来島また子

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