【銀魂】万事屋一の美少女は金より銀がお好き

絶体絶命　side 銀さん ページ20

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ドカン、と音がして、今し方記憶を取り戻した仲間が吹っ飛ばされた。


その中心に居るのは、坂田金時。


「テメェ！！」


「大したもんだな、兄弟。こいつがDVD60巻分の絆ってやつかい。だがソイツも無駄な話だよ。何度取り戻そうとも、俺の腕のひとふりで0に戻る。

何故だか教えてやろうか？それはこのアニメの主人公が、」


「「「「――――金さんだから」」」」


起き上がってきた無数の人影がそう言う。



「俺がもう洗脳を使えないとでも？たまの命懸けの努力も水の泡だ。」


歯ぎしりしかできない自分に嫌気が差す。


「さぁ、俺たちでこの町を守ろうじゃねェか。主人公に、仲間に楯突く邪魔なモブキャラをこのアニメから消し去ってやんな！！」


襲ってくる人々。やっぱA連れてこなくて良かった、とそんな状況でも無いのに思った。





――――――――と、その時。



襲ってきた人々の武器が砕け、俺の前に見慣れた木刀が飛んできた。







「――――消せるもんなら消してみろ。我らが胸に刻まれしは、仲間と共に戦った鋼の記憶！魂に突き立つこの銀の剣！！」


相変わらずウザってェロン毛を靡かせる男の言葉と共に、幾人かが立ち上がる。




――――信じてたぜ、テメーら。



「折れるもんなら、折ってみやがれ」



そう言って、木刀を構えた。

主人公の座は　noside→←居場所とはつまり、

ラッキーキャラ

来島また子

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