一ツ目リッパー殺人事件イナズマイレブン (ページ4)

今日:1 hit、昨日:2 hit、合計:381 hit

3話ページ4

それから私は

2週間、病院で過ごした

その間、毎日学校終わりに秋が来てくれた

親にこの事を話したらすごい心配してくれたが
二人とも出張で帰ってこれないので

秋に手伝ってもらい家に帰ることができた

秋「来週からまた学校行けるんだね！」

『うん！はやく行きたいな』

秋「そういや最近、円堂くんがサッカー部にこなくてね」

『え？』

秋「学校に来てもただ空を見つめているだけなの…今日だってそうだった」

『サッカー大好きなのに、なんで…』

秋「わからない…って、暗い話しちゃってゴメンね！」

『いや全然大丈夫、教えてくれてありがとう』

私がそう言うと秋は、悲しそうな顔で
微笑んだ

どこか行ってしまうのでは…と感じるように

秋「じゃあまた学校で！」

『うん…またね』

数分後、秋が見えなくなり
私も家で片付けをしていた

すると

ピーンポーン

『チャイム？誰なんだろう』

夜7時を過ぎていてあたりは、
真っ暗だった

私は、おそるおそる窓から見てみた

『円堂…？』

私は、今日、秋に聞いたことを確かめるため
急いでドアを開けようとした

ガチャリ

『？！』

私がドアノブに手をかける前に
カギがあいたのだ

私は恐怖心からか、ドアを開けられないように
ドアを押さえ込んだ

円堂なのに円堂じゃない…

私はそれがただ怖かった