今日:29 hit、昨日:0 hit、合計:59,992 hit
小｜中｜大
63 Haruka side ページ28
『じゃあ帰るね』
遥香「うん。あ、あのさ、」
『ん？』
遥香「最後に…ちゅーして？」
勇気を出して言ったら。
『ふふ笑』
遥香「っ、な、なんで笑うのっ」
『ごめ、可愛いなって笑』
遥香「っ、もうっ、ん！」
もういいよ、って言おうとした瞬間、触れた唇。
不意打ちで、目を閉じる暇もなくて。
翔くんの綺麗なまつ毛が目の前にあった。
『はい、しました笑』
離れて、ニコって笑う翔くん。
かぁって一気に顔が熱くなるのがわかる。
遥香「っ、ばかっ」
『え、なんで笑』
遥香「ほら、もう帰って！」
『ひでぇ笑』
恥ずかしくて、ばかとかひどいこと言ってるけど。
好きだよ、翔くん。
私のお願い聞いてくれてありがとう。
64 ＊9/13→←62 Haruka side ＊9/12
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 73人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：さくらこ | 作成日時：2016年8月26日 20時
