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教室の時計の針が「六」を指した。
僕は今日も生きている。
「ねえねえ」
「なに？」
「私ね、明日死ぬんだ」
「知ってる」
何が言いたいんだ彼女は。
これは変な冗談や嘘ではない。紛れもない事実だ。なぜなら＿＿＿＿のだから。
このあとしばらく沈黙が続いたが、彼女が突然クスクス笑い出した。は？なに？気持ち悪い。早く逝っちゃえばいいのに。
僕は彼女の背中を思い切り蹴った。当然僕より体の弱い彼女は受け身もとらずに床に倒れる。
それでも、彼女は平気そうに立ち上がった。
「あのさ、今すぐ消えてくれない？明日まで耐えなきゃいけないとかしんどいわ」
「……」
なんで、お前はそんな目で僕を見る。お前はいつもそうだ。
なぜ泣き叫ばない？なぜニマニマと笑う？なぜ不登校にならない？
「お前は人間じゃないのか？」
「いや、人間だよ」
彼女はいつも通りのトーンで答えた。
決して僕は彼女が人外であるかを疑ったわけではないが。
「…気持ち悪い」
「その言葉聞き飽きたよ」
「なんで生きてんだよ」
「ゾム先生がいるから」
やっぱりコイツは気持ち悪い。意味が分からない
あの男のために生きる？ふざけんな。なんでアイツなんだよ。なんで僕じゃないんだよ。
……僕は今の彼女が嫌いだ。
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壊(プロフ) - 待ってくれ………救いが無くてめっっっっっっっっちゃ好き！！！！なんで今まで見つけれんかったんやろ？ってぐらい心に刺さった。こんな神作を生み出してくれた作者様には感謝しかない、いいぞもっとやれ！！！ (2月15日 22時) (
レス) @page14 id: 701fbdee56 (このIDを非表示/違反報告)
イチゴネコ(プロフ) - コメントありがとうございます！！皆様のおかげで無事物語を完結させることができましたああああああ (11月4日 22時) (レス) id: 5e5c398b51 (このIDを非表示/違反報告)
田中(プロフ) - うう、夢主ちゃん、zmさん…(；；) (10月29日 22時) (レス) @page10 id: d6054e066b (このIDを非表示/違反報告)
みーの - めっちゃ大好きです…教師との恋ってほんとに好きなんです…ありがとうございます…夢主ちゃんがどうなったのかとても楽しみです！！更新頑張ってください！😭 (10月16日 6時) (レス) @page9 id: c910479154 (このIDを非表示/違反報告)
さかな様(プロフ) - 7話の続き気になる…三( ゜∀゜)“僕”って誰なんだぁぁぁぁ！！更新頑張ってください！ (10月11日 19時) (レス) @page7 id: da1e9a58f9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：イチゴネコ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/1wBZ6Neb1/
作成日時：2023年6月24日 17時
