嘘つき【ワンピース】【カタクリ】 (ページ4)

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嘘が1つページ4

カツカツカツ

ヒールの音が廊下に響く

怒ってる訳ではないが

折角の楽しい時間を

邪魔されて、早く帰りたいという気持ちから、

サッサと話を終わらせたいと

無意識の内に早足になっているようだ

ボスに呼び出しをくらった

大事な話が有るらしい

タイミングが悪過ぎる可愛い弟達と

泣く泣く別れて来ないと行けない距離に

ファミリーの本家が有るのが悪い

何時でも来れる距離に本家が有るならいいんだけど

あいつ等何やってかな

あ゛～早く帰りたい

まさか、帰れない何て思ってもなかったがな

バァン！！

目的の部屋の扉をノックもなしに

蹴り破る、

シーン

一瞬で静まり返った部屋に

自分が想像していたよりも

低い声に自分で自分に驚く

『おい、なんの用で呼び出した。大した用じゃ無かったら
　しばくぞ、クソババア。俺は早く帰りたいんだ！』

「キャーAちゃん怒らないで～
　怖～い！www.」裏声

ピキッ

『おい、ふざけんなよクソババア早く話しやがれ』

「そう怒んないでA。
　今日は、叔母としてじゃなくてファミリーのボスとして
　話が有るんだから」

「A、そう怒んないで上げて
　大事な話が有るのは本当よ」

『分かってますよ、ベス叔母さん、このクソババァが
　悪いだけですかららサッサと話をしやがれ』

「扱いが酷い....(´；ω；｀)ｳｯ…
　同じ、叔母なのに...」

「ほら、ジェニファーサッサと話して上げなさいな」

「そうそう、分かってるよ

　Aの、結婚が決まったから」

....ハァしれっと爆弾発言落としてくるなよ

『誰と？』

「シャーロット家の最高傑作何か反応薄くない？」

『...そう。いつ？』

「一週間後。ねぇ、反応薄くない？地味にスルーしたでしょ」

ｷﾞﾘﾘﾘﾘｯ

「いはゃいいひゃいなひふんの！へぇ！」
訳(痛い痛い何すんの！ねぇ！)

思っいきり頬を抓る

いつもいつも急な事言いやがってもっと、

早く話せよ！

何でこんな唐突なんだ？

一週間後？

ふさけてんだろ！！

ファミリーのボスとして話すって事は

どうせ、命令何だろ？

『ハァ、分かったよ』

悪いな、弟達よ帰れそうにねぇわ

手紙とか送るから許してくれよ

「ねぇ、何でそんなに反応薄いの？」

『しつけぇよ、もう、慣れたんだよクソババァ』