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ページ9

大我side

俺は、まだ寝てるであろうターゲットの部屋に入る。

やはり病院のトップってだけあって広めの部屋だ。

この広めの部屋が、さらに俺を腹立たせる。

月明かりだけの暗い部屋を物色しながら、ターゲットが眠っている簡易的はベッドの前に立った。

このままターゲットに注射器を打ち、眠ったまま殺すこともできるけど、そんな面白くないことはしない。

大我「河村先生、そろそろ起きてくださーい。」

俺がそう言うと、河村は目を擦りながら座った。

そして顔を上げて俺の姿を確認し、驚いた。

河村「え?!誰だお前!」

大我「忘れたんですか?寂しいな〜。」

河村「きょ、京本か・・・」

大我「当たりです。思い出しました?」

俺は不敵な笑みを浮かべた。

河村「何しに来たんだ!!」

俺のことを思い出したのか、河村は怒り口調で俺に質問を投げかけた。

大我「仕事です。」

河村「どういう意味だ!」

大我「僕、殺し屋してるんですよ。それで依頼があったんです、河村を殺してくれって。」

河村「何を言ってるんだ!」

大我「だから、あなたを殺しにきたんです。」

俺はそう言いながら河村に注射器を見せつけた。

河村は怖くなったのか、黙り込んでしまった。

大我「赤木俊哉、あなたの患者さんですよね?」

河村「そ、それがどうしたって言うんだ!」

大我「心当たりないですか?」

河村「べ、別にない。」

大我「素直じゃないですね。どうせ殺されるんだから正直に言えばいいのに。」

河村「うるさいっ!」

大我「これは失礼しました。あと、俺がこの病院を解雇された理由に心当たりはないですか?」

河村「な、ない、ないに決まってるだろ!」

大我「チッ」

しらばくれる河村に怒りが込み上げ舌打ちをした。

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りのの(プロフ) - ぱにやんこさん» そうです!細かいところに気づいていただけて嬉しいです☺️ (4月2日 20時) (レス) id: 90278faf3f (このIDを非表示/違反報告)
ぱにやんこ(プロフ) - たしか201551ってSixTONESの結成日かデビュー日でしたよね?! (11月18日 12時) (レス) @page41 id: 3cd5bf426f (このIDを非表示/違反報告)
りのの(プロフ) - 田中の鎖骨さん» ありがとうございます!!嬉しすぎるコメント😊頑張ります!! (2022年10月21日 20時) (レス) @page37 id: 90278faf3f (このIDを非表示/違反報告)
田中の鎖骨 - 最近よく読ませてもらってます!がちで面白いしハマりすぎてます☺更新頑張ってください! (2022年10月21日 1時) (レス) @page36 id: bf8d3df001 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:りのの x他1人 | 作成日時:2022年8月27日 20時

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