愛して愛された女医【stgr】

・ ページ20

Mon「引っ越すって言った時、他の男と一緒に住み始めるのかと思って寂しかった」



と可愛らしいことを言う。それにいつもの彼からは想像出来ないくらい寂しそうな顔で。



Mon「A取られたくなかったからほんとはうちの個人医になってほしいくらい」



『そうだったんだね、でも他の人と住むなんてことないし私は誰のものにもなれないよ


もちろん個人医にもね』



完全に本音かは分からないがこの話は解決に向かった。



『私次の仕事をあるから失礼するよ、犯罪しすぎないでね？』



Mon「ん〜無理かな、次は個人医の話考えててね」



『絶対ならないから怪我したら病院まで来るんだよ』



構成員の皆にも挨拶をして外に出る



空を見ると黒い雲は無くなっていて青い空と雨が上がった後の虹が出ていた



大きな虹に思わず見惚れてしまう



住民たちがこの虹を見れるくらい平和な街をこれからも守りたいな



そんな時後ろから



？「おやお嬢さん、こんにちは」



謎の仮面を付けた人に話しかけられた



でも人を一度で覚えることが出来る私には誰か分かりきっていた



『こんにちは、ヴァンダーマーさん』



ｳﾞｧﾝ「なんだ分かっていたのか、さすがAだな」



『褒めて頂き光栄です。それで要件があるのですか？』



ｳﾞｧﾝ「本当は人質にしようと思ってたんだが今は出来ない」



『ええ、またの機会にしてくださいね？』



ｳﾞｧﾝ「別の日ならいいのか？笑


楽しみにしているよ」



彼はMOZUのボスであるヴァンダーマーさん



永久指名手配のためよく牢屋で蘇生を行っているので顔馴染みになっている



ギャングのボスでまだ少しだけ警戒していたが



最近は心を開けるようになってきた



それだけ言うとすぐに車で走り去ってしまった



『というかこんな事してる場合じゃなかった、早く仕事の続きしなきゃ』



急いで市役所に戻ると



かな「Aさん、違反切符の異議申し立てが来ているので対応お願いします！」



『分かった、確認するね』



市長補佐から異議申し立ての書類を確認する



違反切符の異議とは、警察官が切る切符に対して犯していない罪まで問われた時に異議申し立て出来る制度の事。



さっそく話を聞くために異議申し立てをした人に連絡を取ると、すぐに市役所に来てくれた



？「すみませーん、切符の異議申し立てしたんですけど」



『こんにちは、こちらへどうぞハクナツメさん』

特殊と口プ→←本音

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す