愛して愛された女医【stgr】

本音 ページ19

ー朝ー


『あ〜…今日に限って雨だね…』



今日からついに1週間の市長代理が始まった



だけど朝、目を覚ますと黒い雲と雨が降っている



雨だと車がスリップしたりコケたりで怪我人が多くなる



市民に注意を呼びかけながら仕事をしよう



自分の準備をして市役所に向かう



市長の席に座って引き継いでいた書類を書いたり目を通したり。



『あ、そういえば市民に市長代理のこと言ってなかったな』



ふと思い出してTwiXに




@x_doctor_x

AA、本日から1週間市長代理です。

街のために頑張ります！

#面倒事起こさないで




と投稿しておく



警察からの法律違反切符の内容の中にはALLINがあったので



『そうだ…モンちゃんに連絡しておかなきゃ』



この前からALLINが違反を切られている回数も多くなっている



それについても聞いておくことに。



車に乗ってアジトへ行くがやっぱり今日は雨が強い



駐車場に止めて傘をさして歩く。



そしてドアをノックすると銃を構えて



『あら、白井さんこんにちは』



白井「A先生、こんにちは…どうしてアジトに？」



構成員の白井さんが出てきた



『ALLINボスのMonDに話があるの、これは市長権限です』



いくら知り合いだといってもいきなりだと入れてもらえない



なので致し方なく市長権限を使わせてもらう



どんなギャングでも市長権限には逆らえないので中に入れてくれた



アジト内にはソファで寛いでいる構成員たちがいる



『いきなり来てごめんなさい、ボスは？』



ｴｽﾀ「姉さん！？ボ、ボスはそこの鍵付きの部屋です…！」



その部屋をノックすると中から声が聞こえた



Mon「入っていいけど誰？」



『私だよ、今は市長代理としてだけど』



モンちゃんはすぐに鍵を開けてくれて腕を引っ張って部屋に入れた



Mon「急だから驚いたよ、アジトまでどうした？」



『最近のALLINの行動とモンちゃんの事についてだよ』



私は詳しく犯罪率の話やモンちゃんの事を心配していると伝えた



違反については



「うちの奴らが強盗やって失敗しているだけ」



で納得出来たが、機嫌が悪いことについては



「別になにもない」



で終わったので納得出来ない



『何もないことないでしょ？もうずっと一緒にいるからわかるよ』



と言うと彼らしくなく黙ってしまったと思えばぽつりぽつりと話し始めた

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