愛して愛された女医【stgr】

・ ページ17

なんて話をしながら私に張り付いてるエスタークくんを離れさせる



その時後ろから、



「アンダーボスがなんだって？」



『わっ！！びっくりした〜！道化師だからって急に後ろから出てこないでよ無馬くん』



神出鬼没に現れたのは噂をしていたALLINアンダーボスの無馬くん



前に牢屋で蘇生してから話す機会が多くなり少し仲良くなれた



ｴｽﾀ「アニキ！ボスのピリピリを姉さんに止めてってお願いしにきてました！」



『それで私は無理だから無馬くんに頼んでねって』



無馬「僕Aに迷惑かけたらだめって言ったよね〜？」



無馬くんが怖い笑顔で言うものだからエスタークくんはびびって余計に張り付いてきた



『ここ公共の病院だからお叱りはアジトでしてね？』



そう言うとエスタークくんは軽くお辞儀をして先に歩く無馬くんに着いていった



2人が居なくなると病院は一気に静かになり、3時を過ぎた



この時間からは犯罪が無くなり患者も来ないので宿直室で寝ることに。



ーーーーーーーーーー



朝になり、目を覚ますと隣のベッドに腰をかけている人がいた



目をこすり見てみると



無馬「あ、Aおはよ〜さっきぶりだね」



『おはよう、、ってなんでここにいるの！？鍵ないと入れない所だよ！』



無馬「まぁまぁ落ち着いてよ、道化師なんだからこのくらいやるよ」



謎の理論を述べられたので一旦納得しておく



流石にここで話すのもまずいので外に出る



無馬「ドライブでもする？行きたい所連れて行くよ」



『じゃあお願いしようかな、家具屋さん行きたいの』



行きたい場所を言うとナビを入れて車を発進させてくれる



『それでどうして私の所来てたの？』



無馬「うちのエスタークが迷惑かけたみたいだし、Aの話聞きたかったからかな」



『エスタークくんの事は全然気にしてないよ！本当に弟みたいだね


それに私の話ってモンちゃんのこと？』



無馬「そうそう、あいつの言う通りボスのとこ行ったらピリってたから一応聞きに来た」



私は無馬くんにこれまであったことを伝えた



『〜〜それで今から家具屋さん行こうとしてるの』



無馬「なるほどね〜Aの引っ越しが原因かは分かんないけど影響はしてそうだね」



私も彼も頭を悩ます



そして気づくと家具屋に着いていた



『まあ数日経てば機嫌戻ると思うけどもしなんかあったら連絡してね、送ってくれてありがとう』



「了解〜また連絡するよ、じゃあね〜」

・→←夢のお家

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す