愛して愛された女医【stgr】

夢のお家 ページ16

『じゃあこれ買います！』



ももみ「やったー！お買い上げありがとうございます！」



私はももみちゃんがくれた書類にサインして無事購入することが出来た



ももみ「これが鍵で、、家具は無いのでせんせいの好きな家具を揃えてください！」



『わかった、ここまでありがとうね』



ももみちゃんは次のお客さんがいるようですぐに帰っていった



この家の必要最低限の家具が揃うまではマンションに住み続ける



『あ、そうだモンちゃんに言っておかなきゃ』



ふと報告するのを忘れていた事に気付いて電話をかける



Mon「もしもーし、Aどした？」



『今大丈夫？話があるんだけど』



私はモンちゃんに家を買ったことと家具が揃い次第引っ越すことを話した



Mon「それはA1人で住む家？」



『うん、一人だけど？』



Mon「俺は引っ越さないで欲しいけどAが決めたなら分かった」



昔からのモンちゃんなら出ていくなと駄々を捏ねただろうけど、きっと今の私の立場を分かってくれている



Mon「でも毎日遊びに行くから」



『もちろんいつでも遊びに来てね』



いつもよりしょんぼりとした声だった



電話を切って今日は1日仕事を出来ていなかったので



夜勤をするために病院に戻る



他の数名は外に出動しているため1人で待機をしていた



すると黒のスポーツカーが目の前に止まった



怪我人かと思い椅子から立ち上がる



「姉さん、お久しぶりです！」



と私の事を”姉さん“と呼ぶのはエスタークくんだった



ALLINの人たちとはアジト付近で会うことがあったのである程度仲がいい



『お〜エスタークくんじゃん、なんで病院に？あと姉さんって呼んだらギャングと思われるでしょ！』



彼はALLIN所属のため別に病院に来なくても個人医の元へ行けばいい



なのにどうしてだろうと聞いてみると



ｴｽﾀ「なんかボスがピリついてて…姉さんなら理由知ってるかなと思いまして…」



『モンちゃんが？あー、、引っ越すって言ったからかな？』



電話したときは怒っていたりではなく普通に寂しがっていたように感じた



ｴｽﾀ「姉さん引っ越すんですか！？絶対それですよ〜！どうにかしてください〜！」



と泣きついてきた



『もう引っ越すの決まってるから無理だよ〜そういうのはアンダーボスに頼んでよ〜』



私がギャングの問題に首を突っ込むなんて出来ない



なんせ白市民なのでギャングとあまり関わることはしない

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