愛して愛された女医【stgr】

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私達が現場で対応しているうちに何名か出勤していた



『人多いし退勤切ろうかな』



ｶﾃｼﾞ「いいんじゃないか？救急隊は任せておけ！」



と言ってくれたので退勤させてもらう



家に帰ってご飯の準備や掃除をしていると、鍵の開く音が聞こえた



合鍵を持っている人は限られているが誰だろうと思い玄関に行くと



この家の持ち主であるモンちゃんだった



『なんだモンちゃんか〜誰かと思ったよ』



Mon「なんだってなんだよー俺以外の男入れたらだめだよ？」



『生憎呼べるような彼氏もいないからね、それでどうしたの？』



Mon「やることないしお腹空いたから来た」



『私ご飯作ってるけど一緒に食べる？』



Mon「食べる、Aのご飯めっちゃ久しぶり」



お腹が空いていたようだったので作っていたハンバーグを出してあげる



Mon「相変わらず美味しいよ、ずっと作ってほしい」



『褒めても何も出ないよ？笑モンちゃんは早くお嫁さん見つけて作ってもらいなよ』



Mon「Aが奥さんになってくれたら解決するよ」



昔からモンちゃんはよく私のことを冗談で口説いてくる



それは今でも変わってなくて少し安心した



私は掃除に戻るため、1人で食べてもらった



Mon「本気なのに気付かないとか鈍すぎでしょ」



何か呟いていたが大切なことでは無さそうだったので特に気にしなかった




ーーーーーーーーーーー


次の日の朝



外に出るために着替えたり準備をしていると



携帯に一件の着信が来た。



画面には《成瀬 力二》と表示されていた



『もしもし？どうしたの？』



力二「もしもしAさん？朝からごめんなんだけど今日って暇してたりする？」



『全然大丈夫！うん、暇してるよ〜』



力二「俺カニメイトっていう店やってて良かったら遊びに来ないかなと思ってさ」



カニメイトは同僚たちがよくお土産を持って帰ってきてくれるため名前は知っていたが



中々機会が無くて行けていなかった



『行ってみたいと思ってたよ〜！ぜひ遊びに行きたいな』



と返事をすると嬉しそうな声色で



力二「じゃあ迎えに行ってもいい？」



わざわざ迎えに来ると言ってくれたので家の番地を教えて、駐車場で待っているところに



力二「お待たせ〜途中事故りかけたから遅くなっちゃったわ」



確かに少し車が傷ついているけどそんなに急いできてくれたのかと嬉しくなった

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