君と隣で笑い合う街【stgr】

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『ヒットするんですか？でも、』



「これで勝てたらもう1つ言う事聞いて」



ヒットをした理由はそういうことだったのか



でも13分の1の確率で引くなんて無理だと思って



カードをめくろうとした



「せっかくだし俺引きたい」



プレイヤーがカードを引くことは無いが、別にいいかと思い許可をした



そして彼がカードを引くと



『Aの1です、、！』



まさかで引き当てた



「じゃあ俺の勝ちだね、賭け通り条件聞いてもらうから」



『流石です、なんでもどうぞ！』



「ここ人多いから屋上行こ」



私達は屋上に移動した。



カジノの屋上から見る夜景はとても幻想的で綺麗だった



『それで条件と言うのは、、？』



「1つ目は俺の気持ちを聞いて答えてほしい」



『気持ちですか？』



「カジノで初めて見たときからAに一目惚れしてた



だから俺の彼女になってほしい」



あまりにもストレートな告白に戸惑った



いきなりすぎるけれどそれ以上に嬉しさが勝った



そんな彼らしい告白に私は



『私なんかのディーラーがALLINのボスと釣り合いますか、、？』



少しの不安を打ち明けた



嬉しいけれど、市民とボスの立場の違いに困惑してしまう



私の不安に



「ギャングのボスとしてじゃなくて1人として見て。」



と言ってくれた。



その真剣な言葉に安心して



以前から尊敬し、恋心を抱いていた彼の告白を



断るわけもなく



『こんな私で良ければよろしくお願いします！』



と答えた



彼は私の前に跪いて手の甲にキスを落とした



恥ずかしくも嬉しい気持ちになりながら



『それでもう1つの条件は？』



「ディーラーの仕事やめてほしい」



まさかすぎるお願いに驚いたけど



『じゃあ私のこと養ってくれますか？』



少し意地悪く聞いてみると



「永遠に養ってあげる」



軽くプロポーズ紛いの答えが返ってきた



カジノには男性のお客様が多いからその為だろうが



彼は本当に独占欲が強そうだ



その後すぐに支配人と話して、ALLINボスの権力によりすぐに辞めることが出来た






ヒットであの確率を引くなんて



本当に運がいいんだな。





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「初めてあの技使ったけど上手く行くもんなんだね」



ｳｪｽｶｰ「モンちゃんイカサマしてまで手に入れたかったのか」



「うん、誰にも先越されちゃだめだから」




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賭けの確率なんて



“信じちゃいけないよ”

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